日本橋そば紀行(3) 小舟町 京都鴨そば専門店 浹(あまね)

日本橋に点在する良蕎麦店をひたすら紹介していく当企画

今回は日本橋小舟町にあります 「京都鴨そば専門店 浹(あまね)」さんです

東京メトロ日比谷線 小伝馬町駅 から徒歩5分
東京メトロ銀座線 三越前駅 から徒歩10分くらいの場所です。

オフィス街の真ん中にあるという点で、ランチタイムはビジネスパーソンのお客様が多い印象がありますが
それ以外の時間では地元住民の蕎麦通が多く通っております

一言で言うと、旨みがあって、上品なお蕎麦が食べたいとなればここ!
という感じのお店。


2013年に日本橋小舟町に出店され、10年以上にわたって日本橋の人達に愛されてきました

 

 

【過去の投稿】

日本橋そば紀行(1)小伝馬町 おか田 さん

https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=4893

日本橋そば紀行(2)人形町 福そば さん

https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=4956

とにかく自慢の京都鴨そばをお試しあれ

とにかく自慢の京都鴨そばをお試しあれ 日本橋そば紀行(3) 小舟町 京都鴨そば専門店 浹(あまね)

「京都鴨そば専門店」の名前のとおり、こちらのお店はとことんこだわった鴨そばを提供するお店です
メニューがこちらになりますが、ご覧の通り 自慢の鴨そばで勝負されているのが伝わってきます。

こちらのお店、店内もかなり清潔が保たれておりまして、内装も落ち着いた雰囲気
自慢の鴨そばに集中できる環境が整っております

カウンター席もあるので、おひとり様での利用もOK。
そばを堪能するだけではなく、忙しい毎日から一瞬解放されるような、そういったリラックスできる環境も整っております。
客層につきましても決してビジネスパーソンのみ、という訳では無く 幅広い客層から指示されておりますので間口は広いです。遠慮なくお店の暖簾をくぐっていただければと思います

夜は日本酒なども充実しているようでして、夜に伺うのも良さそうです
こちらのお店はお出汁にとてもこだわっているため
お酒やおつまみなども、お出汁と相性が良いものを厳選して提供されているとのことです。

お酒やおつまみは、店員の方々が事前に実際に試してみて
果たして本当に自慢のお出汁にマッチするのか否かを確認した上で提供するとのこと
「とにかくこだわりのお出汁を壊さない」をモットーにメニューを練られていらっしゃいます。


昼はこだわりの鴨そばを楽しめるそば専門店、夜はお出汁を中心としたお酒とおつまみ(鴨料理など)
この使い勝手の良さこそが、そば店の良さに他なりませんよね。日本人に生まれて良かった!

 日本橋そば紀行(3) 小舟町 京都鴨そば専門店 浹(あまね)

自慢の京都鴨そば

自慢の京都鴨そば 日本橋そば紀行(3) 小舟町 京都鴨そば専門店 浹(あまね)

【浹さんのこだわりポイント】

繰り返しになりますが、こちらのお店がとにかく大事にしているのは「出汁」です。

とにかくこだわっておりまして、関東の水は関西の水よりも硬度が高く、出汁が出にくいことから
関西風のお出汁を取るため、軟水にこだわって昆布だしを行います。


そこから数種類の削り節を使って毎朝丁寧にお出汁をひきます。
長い時間を惜しむ事なく注ぎ込んで作られたお出汁は本当に美味しい。旨みが凄いんです!

私は生まれも育ちも関東なので、本場の味というのは正直分かってないのですが
最初このお店でそばをいただいた時の感動は忘れられません

「これが京そば、何という旨さ。。。」といった衝撃でした

旨味がすごいお蕎麦!となればこちらをおすすめしております

 日本橋そば紀行(3) 小舟町 京都鴨そば専門店 浹(あまね)

鴨そばを売りにしているお店は数多くあり、筆者もそれなりに経験はしているつもりですが

ここのお出汁は「鴨!!」みたいな感じで凄く強調してこない、上品という表現がピッタリなお出汁です。
でもでも、ちゃんと鴨の旨みがたっぷり味わえる。本当に上品。

全然くどく無いから、いくらでも飲めてしまいます。今回の取材でも全て飲んでしまいました。

他では味わえない、本物のお出汁がここにあります

 日本橋そば紀行(3) 小舟町 京都鴨そば専門店 浹(あまね)

甘みがある葱につきましても、京都の九条葱を使っておりまして、こだわりのお出汁との相性も抜群です
お蕎麦もこだわりの自家製麺を使ってまして、やはりお出汁との相性抜群です

つまるところ、こちらのお店はとにかく「お出汁」なんです
お出汁に相性ピッタリなものを吟味することで最高の一杯を作り上げている、ということです

 日本橋そば紀行(3) 小舟町 京都鴨そば専門店 浹(あまね)


鴨肉も旨味が凝縮されています
全てにおいて満足度が高い、最高の鴨そば がここで味わう事ができます
鴨肉においても仕入はその時々、常に重要視するのはただ一つ「お出汁との相性」です

かなりの手間を投じて作ってらっしゃるのが分かりまして
このレベルのお蕎麦を都心の日本橋で食べれる、と言うのはとてもありがたい話です

 日本橋そば紀行(3) 小舟町 京都鴨そば専門店 浹(あまね)


まずは普通にいただいて、
その後は山椒をかけていただきます。
山椒もまたこの蕎麦にとても合うんですよ、箸がとても進んでしまいます。
自家製麺もコシがしっかりしており、食感も抜群です
一杯の蕎麦に、たくさんのこだわりが凝縮されております。
蕎麦の世界の奥深さを改めて痛感させてくれる一杯です

 

また、今回はいただかなかったのですが、「かやくご飯」というおすすめメニューもありまして
これもまた美味しくて鴨そばとバッチリ合うんですよ
ぜひ、かやくご飯もトライしてみてください!

京都鴨そば専門店 浹さんに 日本橋に出店しての感想を伺いました

京都鴨そば専門店 浹さんに 日本橋に出店しての感想を伺いました 日本橋そば紀行(3) 小舟町 京都鴨そば専門店 浹(あまね)

今回、中央区観光協会特派員取材と言うことで、折角ですので中央区に出店されての所感をお伺いしました

「中央区日本橋という街は大都会でありながら、昔ながらの伝統を地域の方々が守って来ておられます。お客様につきましても、とても品のある方が多くご来店されております。そのような地区でお店を営業させていただけていることを大変ありがたく思っております」

とのコメントをいただきました

なんという、、、
中央区観光協会的には満点なコメントです。。。
そのように思っていただけており、本当に嬉しい限りです

今後とも末永く、中央区にて営業の程、どうぞよろしくお願いいたします。

【店舗情報】
〒103-0024 東京都中央区日本橋小舟町4−10 西村ビル 1F
03-6206-2853
https://www.kamosoba-amane.com/
定休日:土日祝