「中銀カプセル」を和歌山で発見!
建築家 黒川紀章の代表作「中銀カプセルタワービル」は、1972(昭和47)年に竣工しましたが、50年後の2022(令和4)年、老朽化のため惜しまれつつ解体されました。しかし「中銀カプセルタワー保存・再生プロジェクト」により23個が救出され、保存・再生が行われました。その内のひとつ「A908(A棟908号室)」が、「和歌山県立近代美術館・博物館」の外部敷地に説明の掲示とともに展示されていました。カプセルが、和歌山に到着したのは、2023年8月24日です。
中には入れませんでしたが、窓からみる内部の様子もあまり変わっていないように見えます。「和歌山県立近代美術館・博物館」は、黒川紀章の設計により、1994(平成6)年に竣工した建物です。同じ建築家が設計した建物を比べてみるのも良いかもしれません。ブログの作成にあたり、近代美術館の受付の方のご了解を得ました。
〒640-8137 和歌山市吹上1丁目4-14