藤袴
香老舗の軒下に鉢植えが置かれてました。
秋の七草のひとつ「フジバカマ」です。趣がありますね。古くから香草として重用され、桜餅のような芳香を放ちます。
『万葉集』に一首選ばれ、『源氏物語』では『藤袴』の巻名が登場するなど古くから親しまれてきた植物です。
現在、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧種に指定され、京都府などその保存に力を注いでいるところもあります。
松栄堂 長岡京香場(京都府)では、生息域外保全活動をされておられるとのことです。
数量限定商品「匂い袋 藤袴」「秋草のたより 藤袴」は10/1より発売開始のようです。
稀少な秋の香りを試されてはいかがでしょうか。
◆松栄堂 人形町店
東京都中央区日本橋人形町2-12-2