芸者新道のランチ
~ よし梅 人形町本店 ~
リモートで、愛する中央区をナビゲートします、rosemary sea です。
先日、旧友のHa氏と再会しました。
神田駅で待ち合わせをして、ランチをすることとなりました。
会話を弾ませながら、たどり着いたのは人形町。
ロズマリとしては2度目、Ha氏としては初めてのお店、「よし梅(よしうめ) 人形町本店」へ。
美味しいランチを堪能しました。
よし梅さんは昭和2年創業、葭町(よしちょう)に住んでいた「うめ」さんが始めたお店なので「よし梅」だそうです。
打ち水されたエントランス、風情あるおもてなし感。
◎ 人形町本店
大観音寺(おおがんのんじ)脇の路地(芸者新道【げいしゃじんみち】にひっそりと戦火を免れて残ったお店の風情は、江戸の粋が薫る人形町ならでは。
・ お料理
昼は気軽なランチを。
夜は懐石コースか鍋コース。
そのほか一品料理もございますので、少人数様でアラカルトでのご利用も。
・席・部屋
堀りごたつ個室 2名~12名
和室椅子個室 3~20名
テーブル / カウンター
前の細い私道、芸者新道(げいしゃじんみち)の奥には、よし梅芳町亭もございます。
登録有形文化財に指定された名女優・花柳小菊(はなやぎ こぎく)の住居を修繕した芳町亭。
坪庭を囲む個室で四季を感じながら、くつろぎのひとときを。
・ お料理
懐石コース、鍋コース各種(コースのみのご案内です。)
・席・部屋
掘りごたつ個室 2~4名
テーブル椅子個室 2~8名
座敷個室 2~16名
国登録有形文化財(建造物) よし梅芳町亭
日本橋人形町1-5-2
ー 料理とともに 建物の意匠を楽しむ ー
関東大震災の昭和初期に建てられた木造二階建の建物。
玄関や座敷の天井には屋久杉が使用されるなど、各所に上質の木材が用いられている。
数寄屋造りの意匠が整う建物からは、昭和初期の趣ある佇まいが伝わってくる。
~ 歩いてわかる 中央区ものしり百科 より ~
こちらがHa氏です。
案内された部屋は落ち着ける個室。
続いていた会話も一旦静寂へと変わり、そしてまた更なる盛り上がりへ。
焼魚御膳
1,700円(税込)
今日のお魚は「銀鱈の西京焼き」。
2人ともこちらの焼魚御膳をオーダーしました。
銀鱈は身がふっくら柔らか、滑らか食感。
味付けも最高、魚の旨みと味噌の甘みが絶妙に調和しています。
それにしじみのお味噌汁、ちょうどいただきたかったお品です。
舌鼓、打たせていただきました。
暑さ疲れもとれた気がします。
ランチメニューも豊富ですが、やはり「焼魚」には心惹かれてしまいます。
前回も「焼魚」でした。
夜のコースでの名物 ねぎま鍋もご紹介しておきます。
・ ねぎま鍋
江戸後期に「ねぎま汁」として、この界隈ではじまり、のちに鍋として広まった「ねぎま鍋」。
香り豊かな鰹出汁で、鮪のトロにさっと火を通し、程よく煮えた葱などの野菜とともに食す、江戸の味です。
~ よし梅 ご案内パンフレット より ~
よし梅さんは他の特派員さんも記事を書かれています。
⇒ 2021年1月23日「江戸時代から伝わる『ねぎま鍋』をよし梅本店で。」キタムラリョウさん
芸者新道につきましては以前も簡単に説明させていただいております。
⇒ 2020年5月19日「『新参者』と人形町 10年を考察 ⑥ ~書籍に描かれている人形町~
お店のご了解をいただき、記事掲載となりました。
よし梅 人形町本店
日本橋人形町1-18-3
東京メトロ日比谷線・都営浅草線 人形町駅 徒歩1分
A6出口またはA2出口が至近です。
東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅 徒歩5分
03-3668-4069
営業時間 11:00~14:00
17:00~22:00
定休日 土日祝 ※ 12月と1月の土曜夜は営業します。
よし梅さんのホームページはこちら
なお、この人形町本店の隣りには、売店 カフェテリアもございます。
03ー3668-4072
営業時間 11:00~15:00
17:00~20:00
定休日 土日祝
芸者新道の奥の、よし梅芳町亭もご紹介しておきます。
日本橋人形町1-5-2
03-5623-4422
営業時間 17:00~22:00
定休日 土日祝