キタムラリョウ

三浦按針を描いた映画「将軍・SHOGUN」
2024年エミー賞最多の18冠を達成

関ケ原の戦いの直前、大分県白杵に漂着したオランダ船リーフデ号、その航海士ウィリアム・アダムスが徳川家康の旗本に登用されるまでを描いた映画、「将軍・SHOGUN」が今年、18部門でエミー賞を獲得しました。

元はと言えばジェームス・クラベルの小説、Shogunを1980年にアメリカでテレビシリーズ化したもの。主演は三船敏郎と島田陽子。その劇場版、SHOGUN(Oの上に横棒あり)はラストサムライが公開されるまで海外のサムライファンにとって不動のサムライ映画でした。

 三浦按針を描いた映画「将軍・SHOGUN」
2024年エミー賞最多の18冠を達成

ウィリアム・アダムスが家康から授かった名前が三浦按針。旗本として与えられた彼の屋敷は日本橋近くの小田原町にありました。今も「按針通り」に石碑が立っています。

「将軍・SHOGUN」人気でこれから按針通りを訪れる人が多いと思います。でも、屋敷の跡地がとても見つけ難いのです。

これが石碑。タガワ宝石店と海苔屋さんの間、奥に引っ込んでいるので見えにくいのです。

 三浦按針を描いた映画「将軍・SHOGUN」
2024年エミー賞最多の18冠を達成

さて、主演は真田広之、制作費が100億円。しかも日本人キャストが日本語でほとんどを演じるハリウッド映画と聞くと「将軍・SHOGUN」観たくなりますよね。でも映画館では上映されず、観れるのはインターネット映画配信チャンネル Disney + だけ。

視聴料月額990円。いつでも解約自由だけど、どうする三浦按針?