ちょっと気になる中央区の紅葉スポット5選
今回の企画は株式会社彦晴が独断と偏見で選んだ中央区の紅葉スポットを紹介させてもらうものです。そして最初にお断りしておきたいことが1点ございます。浜離宮恩賜庭園は他のサイト等で東京の紅葉スポットとして大きく取りあげられており、今回の調査では除外とさせていただきました。
それでは、中央区のちょっと気になる紅葉スポットスタートいたしましょう。
浜町公園の銀杏並木
神宮外苑と比較してはいけません。立派な銀杏の並木道です。並木通りの中央が歩道となっているので銀杏がすごく近いです。インバウンドの旅行者も少なくゆっくり銀杏を楽しむことができます。銀杏の色好きもこれからが最盛期となります。
しかし、私はここ浜町公園には苦い思い出があります。この案内板を見たら昨年の第16回中央区観光検定の問31で何体のナウマンゾウの化石が見つかりましたか?という問題を思い出すのです。正解3体のところ2体と解答して間違えたのを思い出します。2体だろうか3体だろうが、日本橋の浜町でナウマンゾウの化石が発掘されたことが重要なのではないでしょうか?
日枝神社
まだ、銀杏は青々としてました。銀杏の木は6本ほどです。これからが楽しみですね。それから私には、今回日枝神社に行って新しい発見がありました。日枝神社の狛犬は上向き狛犬と言いまして関東大震災からの復興と気運上昇を込めて奉納されたものだそうです。日枝神社には何回か行ってはいたのですが、狛犬が上を向いているのには気が付きませんでした。兜町に近い土地柄もきっと関係しているのしょう勉強になりました。
坂本町公園
坂本町公園です。坂本町公園というと、兜町・茅場町まちかど展示館があるところだねと思う方も多いのかもしれません。現在の坂本町公園は「コモンズ」となっていました。私は「コモンズ」?思わずネットで調べてしまいました。コモンズとは「入会地」「共有地」の意味だそうです。公園は七草の庭・芝生広場・みんなの丘から構成されていて、公園内には小川が流れていました。これなら、近隣にお住まいの方、近隣にお勤めの方の憩いの場所になりますよね。案内板によりますと樹木の紅葉する時期なども考慮して植栽されているようです。
そして七草の庭にはススキなども植えられており、小さいながらも森のようになっており、誰もが秋をかんじることができるはずです。
それから、私はお昼頃公園を訪れたのですが、みんなの丘で「ゴザ」を敷いてランチを楽ししむビジネスマンを見かけました。天気もいいし、きっと気持ちいいんだろとみていると、なんだか様子が変なことに気が付きました。皆さんが使用している「ゴザ」が同じなのです。そこでよく観察しているとまちかど展示館横に設置されてたボックスより「ゴザ」の貸出をしていることに気が付きました。この試みとてもいいですよね。次回、坂本町公園を訪ねるときは、弁当持参で行こうと思いました。
あかつき公園のメタセコイア
シーボルトの胸像越しのメタセコイアです。現在黄色くなりつつあり、最終的には赤く紅葉してきます。以前、街歩きでガイドを担当させていただいた際に、紅葉したメタセコイアの写真を引き伸ばしたものをお客様に見せたところ、とても反応が良かったことが思い出されます。
波除神社の枝垂れ銀杏
だれもが知っている波除神社の枝垂れ銀杏です。私はこの枝垂れ銀杏が大好きで、秋になると必ずお詣りを兼ねて観に来ます。銀杏はこれからもっと黄色が濃くなっていくことでしょう。
終わりに
中央区ちょっと気になる紅葉スポットを書くにあたり、私の目を通して中央区内を調査させて頂きましたが、隅田川沿いの桜の紅葉や石川島公園の桜の紅葉など探せば他にもたくさんあると思います。中央区の紅葉のほとんどがこれからです。12月の初旬は天気も良く比較的に暖かい日が続くようです。是非、中央区の紅葉スポットに足を運んでみて下さい。