7月28日の偶然・石川島公園でカルガモ親子に出会う
毎年、石川島公園の隅田川テラスでは2,3組のカルガモの親子に出会うことが出来ます。しかし、カルガモを見張っていて出会うものでもなく、本当に散歩がてらの偶然です。偶然の出会いに始まってからは、例年2時間ほどの追跡になるのですが、今年もそのご報告を皆さんにできるのは大変嬉しいです。大都会の真ん中で、こんなに間近にカルガモ親子を観察出来るのですから。
エサをついばむ時、隅田川の船の横波は雛たちとって大変危険です。大波が来てずぶ濡れになってしまっては、羽の浮力を失い命を落としかねないからです。
波にもまれた雛たちをお母さんカルガモが、早速陸にあがるよう誘導しました。
ぺったんこになった羽を早く乾かさなくては。隅田川テラスのゆるやかな石は、格好の休憩場所です。カミソリ堤防では、こうは行きません。自然と人間の共存ならではの光景です。
2羽の雛が、お母さんカルガモのお腹の下に居場所を見つけました。もう羽は乾いて、頭は熱くなったのかな?
みんな揃って、さあ、出発です。
元気を取り戻したカルガモの親子は、隅田川テラスの波が穏やかな場所に戻って行きました。
また来年も、カルガモの親子に出会える環境で待っていたい石川島公園と隅田川テラスです。