【開催報告】しょうゆフェスティバル in 2026

日本の食卓に欠かせない調味料といえば「醤油」ですが
我らが日本橋小網町がその醤油のゆかりの地であることはご存知でしたでしょうか?


江戸初期は上方(関西)から届く「下り醤油」が高級品でしたが、18世紀後半には小網町の問屋が銚子や野田などの関東産の醤油を仕入れて販売するようになります。
簡単なことではありませんでしたが、当時の小網町の商人達の弛まぬ努力が実を結び、結果として高級品だった醤油をリーズナブルな価格で大量に江戸に供給することを可能にしました。
さらにその結果として蕎麦、寿司、天麩羅、うなぎといった今日に続く江戸の食文化が発達したと言われております。

現在も日本橋小網町周辺には醤油にまつわる会社がオフィスを構えているほか、今回取り上げる醤油会館というビルには「しょうゆ情報センター」がありまして、醤油に関する情報発信を行っております。
所在地:〒103-0016 東京都中央区日本橋小網町3−11 日本橋Soyicビル

普段は関係者しか出入りができない施設なのですが、今回「日本橋小網町 しょうゆフェスティバルin醤油会館」という醤油の魅力を広く一般の方々に伝えるイベントを開催いたしました。



少々前振りが長くなりましたが、中央区観光協会特派員として、先日7/24~25に醤油会館において開催された「しょうゆフェスティバル」に行ってきましたので、その全貌をレポートしたいと思います。

会場は、子どもから大人までたくさんの人で賑わっており、五感で醤油を楽しめる素晴らしいイベントでした。
 

5種類のしょうゆの味見体験

5種類のしょうゆの味見体験 【開催報告】しょうゆフェスティバル in 2026
会場に入ってまず体験したのが、全国各地の醤油が集まった「味見体験」のコーナーです。

全然知らなかったのですが、醤油は5種類に大別されまして 濃口醤油、淡口醤油、たまり醤油、再仕込醤油、白醤油という種類があります。私たちが普段口にするのは濃口醤油と呼ばれるものらしいです。

それをスプーン上の1滴ずつ味比べをすることができるんです。やってみると本当に全然違う味で醤油の世界の深みを感じることができます。
 

出前授業紹介コーナー&もろみ搾り体験

出前授業紹介コーナー&もろみ搾り体験 【開催報告】しょうゆフェスティバル in 2026
しょうゆ情報センター様が常日頃より「しょうゆ食育プロジェクト」の一環として学校などで実施している出前授業も再現されておりました
https://www.soysauce.or.jp/project

普段何気なく使っている醤油が、どれほどの時間と職人たちのこだわりを経て作られているのかを知ることができ、とても勉強になりました。
私のような、あまり勉強をしてこなかった人間にとっては非常に深い学びのひとときです。
できることならば日本橋の小学校からやり直したいとつい思ってしまう、そんな魅力たっぷりの授業です。当日は専門家の方の詳細な説明も受けることができ、大満足でした。

これからは自宅でのご飯がもっと美味しく感じられそうです
 
 【開催報告】しょうゆフェスティバル in 2026
 【開催報告】しょうゆフェスティバル in 2026
 【開催報告】しょうゆフェスティバル in 2026

隣のコーナーに置いてあった、もろみを絞る装置

アイスとしょうゆのマリアージュ

アイスとしょうゆのマリアージュ 【開催報告】しょうゆフェスティバル in 2026

今回のイベントで特に印象的だったのが、「アイスと醤油」の組み合わせを体験できるブースです!

バニラアイスに数滴の醤油を垂らして食べてみると……なんと、濃厚な「みたらし団子」や「キャラメル」のような、奥深い和風スイーツに大変身!この意外過ぎるマリアージュは私にとっては衝撃でした




業界(?)では有名な話みたいでして、↓の様な専門商品が多数あったのには本当に驚きました。43年生きてきましたが、まだまだ知らないことが多いですね。

 【開催報告】しょうゆフェスティバル in 2026

マイクロクリスタルアート

マイクロクリスタルアート 【開催報告】しょうゆフェスティバル in 2026
これはまたとてもユニークな作品。しょうゆを乾燥させ、その結晶を顕微鏡で撮影したマイクロクリスタルアートの展示です。ミクロの結晶が描く万華鏡のような神秘的な美しさは息を飲むものがありました。

こちら安曇野ビンサンチ美術館館長でもある北山敏様による力作揃いの展示です。

しょうゆ一滴の中に潜むミクロの宇宙を楽しめる作品達はどれも見応えがあり、フォトジェニックで素敵な空間が広がっていました。
 

職人醤油様による即売会

職人醤油様による即売会 【開催報告】しょうゆフェスティバル in 2026
最後は、気に入った醤油をその場で購入できる即売会へ。

通常、醤油というものはそれなりの量での販売となるのが常ですが、こちらでは100ml単位で少量ずつ購入することができます。
たくさん種類があるということを勉強したので、色々と購入しました。帰ってから醤油の味比べの楽しみを家族とたっぷりと共有しました。


以上、しょうゆフェスティバル in 2026のレポートでございます。
日本橋はかつての魚河岸、そのつながりもあって色々なものの縁の地となっているのは知っておりましたが、まさか醤油がここまで深い繋がりを持っているとは知らず、とても素晴らしい経験になりました。

これからもしょうゆ情報センターさんの情報発信には要注目ですね。もし宜しければSNSもフォローをお願いいたします。
しょうゆ情報センター@しょうゆ応援隊【公式】