滅紫 プロフィール
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三谷かぶき第3弾「歌舞伎絶対続魂」(ショウ マスト ゴー・オン)ー吉例顔見世大歌舞伎
顔見世の季節がやってきました。話題は何と言っても三谷幸喜の6年ぶりの新作「ショウ マスト ゴー・オン」です。物語は「延享5年(1748)に伊勢の芝居小屋・蓬莱座で『義経千本桜』の幕を開けようとしている舞台裏から始まります。『義経千本桜』を上演するために次々と起こるハプニングを狂言作者や座元、頭取、大道具方などの裏方や舞台に出演する役者たちで懸命に乗り越えていこうとする群像劇」(11月筋書きより)です。 三谷幸喜はインタビューで「歌舞伎座をドッカンドッカンと笑いで揺らしたい」と話していますが、これでもかと次々起こる事件に客席は爆笑の渦。俳優や裏方も幕を開けたら最後までやり抜くという信念のもとで大奮闘。筋の説明をするとネタバレなのでそれはご覧になってのお楽しみ。「最高の喜劇集団と僕は今、仕事をしている」(朝日新聞コラム)と作者に言わせる舞台をお楽しみください。 狂言作者に幸四郎、座元に愛之助、看板役者の小平治に獅童、狂言作者見習いに染五郎、頭取に鴈治郎、大物役者の叶琴左衛門に白鸚と豪華なラインナップ。 「国宝」効果か三谷幸喜人気か連日満員の客席と報道されていますが、私が観た4日目もぎっしりでした。
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「三大名作通し上演」の掉尾を飾る「義経千本桜」始まるー錦秋十月大歌舞伎
三月の「仮名手本忠臣蔵」から始まった松竹創業130周年記念の「義太夫狂言三大名作通し上演」第3弾は「義経千本桜」。源平合戦の後日談で上演回数も多いのでご覧になった方も多いかと思います。今回は3部制でAプロ、Bプロのダブルキャストによる組み合わせ。 今日は7日目、まず1部を観ることに。「渡海屋」「大物浦」の中納言知盛を初役で隼人、巳之助が演じるのが話題。今日はAプロなので隼人です。インタビューで「仁左衛門さんに教わった」とありましたが、もともと背の高さや細身なこともあり、どうかすると仁左衛門さんにそっくりに見えました。「大物浦」の満身創痍の知盛の述懐や壮絶な最期は迫力満点で客席から惜しみない拍手が。こうして歌舞伎は継承されていくのかとちょっと胸が熱くなりました。安徳帝の役で巳之助長男「守田緒兜」(おと)くんが初お目見え。セリフが結構あるのに見事に務め花道を義経役の父親・巳之助さんと引き揚げると大拍手。緒兜(おと)くんが出演するのはAプロだけです。 2部の「すし屋」の「いがみの権太」はBプロで仁左衛門、Aプロで松緑、3部の「吉野山」の忠信はAプロ團子、Bプロ右近が演じます。全部見ると財政破綻するので泣く泣く3回だけに絞るのが苦労です。
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「三大名作通し上演」シリーズ第2弾「菅原伝授手習鑑」始まるー秀山祭九月大歌舞伎
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20年ぶりの「野田版研辰の討たれ」ー八月納涼歌舞伎
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「令和の鬼平 」歌舞伎座に参上 ー七月大歌舞伎
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襲名興行2ヶ月目ー親子の「連獅子」六月大歌舞伎
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八代目尾上菊五郎・六代目尾上菊之助襲名披露ー「団菊祭五月大歌舞伎」始まる
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「古式顔寄せ手打ち式」開かれる-八代目尾上菊五郎・六代目尾上菊之助襲名興行披露
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「木挽町のあだ打ち」ご当地に登場ー四月大歌舞伎
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松竹創業130周年「義太夫狂言三大名作一挙上演」第一弾「仮名手本忠臣蔵」ー三月大歌舞伎
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「築地の寺子屋で笑って学ぼう」-寄席演芸名作・名演劇場ーTERAKOYA法重寺
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蔦重ー歌舞伎座に参上ー「きらら浮世伝」猿若祭二月大歌舞伎
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