滅紫 プロフィール
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はや再演「火の鳥」十二月歌舞伎座大歌舞伎
12月公演が始まりました。何と8月に突然の休演、残りの日は全日完売で見損なってしまった「火の鳥」が早くも再演!。新作がその年の内に再演となるのは多分はじめてのことです。友人と「見損ねた私達のためか!」と大喜び。8月とは少し配役が代わり、大王は幸四郎から中車、ウミヒコは團子から左近です。 伝説上の鳥「火の鳥」を描いた作品は様々あり、手塚治虫の漫画作品やストラビンスキーのバレーなどは皆様ご存知のことでしょう。 演出・補綴も手がける玉三郎が火の鳥を演じます。「永遠の力」を欲する大王の宮殿に現れた火の鳥の長セリフは現代の世界情勢や尽きることのない人間の欲望などをあらためて考えさせられます。 3部のもう一幕は「与話情浮名横櫛」の「源氏店」玉三郎のお富に染五郎が初役で与三郎を演じるこちらも話題です。年の瀬の忙しさを離れて歌舞伎座でのひとときをお楽しみください。
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三谷かぶき第3弾「歌舞伎絶対続魂」(ショウ マスト ゴー・オン)ー吉例顔見世大歌舞伎
顔見世の季節がやってきました。話題は何と言っても三谷幸喜の6年ぶりの新作「ショウ マスト ゴー・オン」です。物語は「延享5年(1748)に伊勢の芝居小屋・蓬莱座で『義経千本桜』の幕を開けようとしている舞台裏から始まります。『義経千本桜』を上演するために次々と起こるハプニングを狂言作者や座元、頭取、大道具方などの裏方や舞台に出演する役者たちで懸命に乗り越えていこうとする群像劇」(11月筋書きより)です。 三谷幸喜はインタビューで「歌舞伎座をドッカンドッカンと笑いで揺らしたい」と話していますが、これでもかと次々起こる事件に客席は爆笑の渦。俳優や裏方も幕を開けたら最後までやり抜くという信念のもとで大奮闘。筋の説明をするとネタバレなのでそれはご覧になってのお楽しみ。「最高の喜劇集団と僕は今、仕事をしている」(朝日新聞コラム)と作者に言わせる舞台をお楽しみください。 狂言作者に幸四郎、座元に愛之助、看板役者の小平治に獅童、狂言作者見習いに染五郎、頭取に鴈治郎、大物役者の叶琴左衛門に白鸚と豪華なラインナップ。 「国宝」効果か三谷幸喜人気か連日満員の客席と報道されていますが、私が観た4日目もぎっしりでした。
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「三大名作通し上演」の掉尾を飾る「義経千本桜」始まるー錦秋十月大歌舞伎
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「三大名作通し上演」シリーズ第2弾「菅原伝授手習鑑」始まるー秀山祭九月大歌舞伎
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20年ぶりの「野田版研辰の討たれ」ー八月納涼歌舞伎
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「令和の鬼平 」歌舞伎座に参上 ー七月大歌舞伎
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襲名興行2ヶ月目ー親子の「連獅子」六月大歌舞伎
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八代目尾上菊五郎・六代目尾上菊之助襲名披露ー「団菊祭五月大歌舞伎」始まる
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「古式顔寄せ手打ち式」開かれる-八代目尾上菊五郎・六代目尾上菊之助襲名興行披露
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「木挽町のあだ打ち」ご当地に登場ー四月大歌舞伎
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松竹創業130周年「義太夫狂言三大名作一挙上演」第一弾「仮名手本忠臣蔵」ー三月大歌舞伎
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「築地の寺子屋で笑って学ぼう」-寄席演芸名作・名演劇場ーTERAKOYA法重寺
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