資料室に古くからある”新顔さん”
中央区京橋図書館地域資料室のカウンター前に、”新顔さん”が並びました。
それは新聞の切り抜き!
ネットの時代に?と思った方、侮るなかれ!!
ジャンルは全部で9種類!
銀 座 昭和31年~
京 橋 昭和50年~
日本橋 昭和50年~
月 島 昭和35年~
中央区広域 昭和51年~
東京文化探訪 昭和35年~
東京演劇芸能 昭和36年~
東京湾臨海都市等 昭和62年~
東京の川 昭和42年~
(朝日・東京・毎日・読売新聞の4紙から)
私、9種類もジャンルがあるなんて知りませんでした・・・
まさに努力の賜物
収集を始められた年代に多少のバラツキはありますが、内容は中央区のことだけではないんです!
この日々の地道な努力が、歴代の司書の方々から受け継がれています。その地域を、より深く広く把握するには、時間がかかっても実は必要な作業。その裏付けされた実力があるからこそ、各局・番組制作会社の方々、また関西方面などからも、わざわざ足を運んでご相談にみえる方がいるそうです。
今まで隠していたわけではなく、資料室の奥にしまってあった”新顔さん”は、まさに司書の方々の努力の賜物ですね!!
アイスの人!?
ちなみに私が一番印象に残っている”新顔さん”は2年前のもの。
観光ガイドで10名のグループを鉄砲洲稲荷神社の寒中禊にご案内した際、
『甘党の方が多い?』と読んだ私は、本社が中央区にあるメーカーさんが
あえて2年前の『冬』に新発売されたカップアイスの話をしました。
「なんで寒い中での新発売?」
と、皆様ご興味を持っていただけ、中央区の話題提供に”新顔さん”が役立ちました。
それ以来、私はグループの中で『アイスの人』と呼ばれているようで、今でも「新発売のアイスの感想」をご連絡いただいています。
お客様からいだたいたご感想は、メーカーさんに勤務する知人にもお伝えしています。
”新顔さん”なしには生まれなかったご縁。
街歩きの前には、その地区の記事だけでもチェックしてみてください。
ガイドさんならトークに厚みと自信が増しますよ。
※記事中のカップアイスですが、現在は製造を中止していますので、商品の詳細は控えさせていただきました。
《アクセス》
〒104-0045
中央区築地1-1-1 中央区役所内 地下1・2階
電話:03-3543-9025
《開館時間》
月~金曜日 9時00分~20時00分
土曜日 9時00分~19時00分
日曜日・祝日 9時00分~17時00分
※地域資料室 9時00分~17時00分
《休館日》
第3木曜日、年末年始
その他 特別整理・施設保守点検のための、臨時休館があります。