三光稲荷神社
・ ひなまつり
・ 失せ猫 祈願
『ギフト、そして自分も楽しむ』をハイライト表示を目指して取材します、rosemary sea です。
日本橋堀留町にひっそり佇(たたず)む、三光稲荷神社さん。
江戸時代初期、元禄の頃より歴史が刻まれた、由緒ある神社なのですが、地元でもほとんど知る人がおりません。
特派員の皆さんのバイブル『歩いてわかる 中央区ものしり百科』にも載っていません。
その文中の「日本橋七福神めぐり」では、コースが三光稲荷神社をぐるり一回りするにもかかわらずノータッチ、ノーマーク。
もちろん七福神の八神社ではありませんから当然なのですが、地図にも印がありません。
ところが『三光稲荷』さん、実は全国的に有名な神社なのだそうです。
全国から、はたまた海外からも参拝に、この神社を目指して人形町・堀留町へいらっしゃるとのこと。
その理由は・・・あとでご説明させていただきますが、間近の行事「ひなまつり」につきまして先にご紹介します。
この神社を管理されています小畑弘(こはた ひろし)さんにお話を伺いました。
もう20年以上もお世話されていらっしゃるそうです。
小畑さんは日本橋堀留町二丁目町会の副町会長もされています。
それでは・・・
三光稲荷のひなまつり
ポスター画像にもありますとおり、3月3日(火)午後3時より「ひなあられ」が先着順で配られます。
ひなあられがなくなり次第終了となります。
人形町駅の至近です。
お寄りになってみてはいかがですか?
現在、社殿には7段飾りのお雛さまが飾られています。
このお雛さまは小畑さんが寄贈されたもの。
小畑さんのご長女のお雛さまでしたそうです。
50年以上経っているお雛さまですが、この時期にこちらで飾られるようになってもう10年だそうです。
部品は老朽化しますので、6年ほど前に足りない部品を求めて浅草橋の某業者、大きな人形屋さんを訪ねたそうですが、・・・。
そこには求める部品がなく、紹介されて裏通りの小さな別の業者へ。
そこでやっと部品を調達できたそうです。
ちなみに、端午の節句にはご長男のものであった武者人形が飾られる、とのこと。
近くの幼児施設のお子さんたち、団体で、このお雛飾りの前で写真を撮っていかれることもあるそうです。
それではお待たせいたしました。
なぜこの三光稲荷神社が全国的に有名なのか、・・・
この猫ちゃんの置物は、お礼参りで訪れた方々がお持ちになったもの。
そうです、こちらは「猫」に縁のある神社。
江戸時代より、こちらの神社に参拝することで「失せ猫」、つまり、いなくなってしまった飼い猫、が帰ってくるという云われのある神社だそうです。
7年前、某テレビ局がこの話題を取り上げたことで、全国的に有名になった、とのこと。
その後、雑誌等の書籍でもいっぱい紹介され、1年前にも別のテレビ局の取材を受けたそうです。
ですから、地元では無名でも全国・海外では名の知れた、「失せ猫」にご利益のある神社。
失せ猫祈願
上画像のとおり、当神社では「失せ猫祈願」を受付されています。
※ 電話番号は載せていません。
直接「オキナ」さんまでお越しください。
ご朱印
ご朱印希望の方も、ドラッグストア・コスメティックストアの「オキナ」さんまでお越しください。
御由緒
今回はこちらの神社の「歴史」につきましては語りません。
次回には、
・ 三光稲荷神社の歴史
・ 小畑さんインタビュー
などを盛り込んでお伝えするつもりです。
ご期待ください。
なお、歴史の一部は上画像2枚の「御由緒」をご覧ください。
三光稲荷神社
日本橋堀留町2-1-13
東京メトロ 日比谷線 ・ 都営浅草線 「人形町駅」 A5出口、またはA4出口の人形町交差点方面を出て、駅上の「人形町交差点」を堀留町方面、つまり自動車車線の一方通行方向に、道路右側(読売ISビルさんのある方)を180~200歩ほど行きますと、右側に「三光稲荷神社」と書かれた参道があります。
そちらを60歩ほど行きますと、神社に到着します。