神社にある三越ライオン像
日本橋界隈で待ち合わせをする時に「三越のライオン像」を指定される方は
大勢いると思います。ライオン像はたまに変装(コスプレ)をすることも
あるので、それを見つけた時は嬉しくなります。
このライオン像が誕生したのは大正3年(1914年)とのことです。
三越百貨店の基礎を築いたとされる当時の支配人(日比翁助)が欧米を視察
したときにイギリス・ロンドンのトラファルガー広場にある4頭の獅子像を
モデルとしたそうです。今では三越の象徴的存在と言えるでしょう。
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さて、話は変わりますが、私は毎年、東京近郊の「七福神めぐり」をしており
今年は向島の「隅田川七福神」を回りました。
恵比寿神に「三囲(みめぐり)神社」がありますが、境内に三越のライオン像
があり、驚きました。三囲神社は三井家の守り神で、三越池袋店が2009年に
閉店した際に、ライオン像を寄贈されたとのことです。
他にも三井家の先祖代々の霊を祀る祖霊社「顕名霊社」もあり、この神社は
三井家にとって大切な存在だということを学びました。