夜の中央区:ライトアップ巡り
前回のブログ記事でご紹介した、国際的な照明デザイナー石井幹子氏の作品群以外にも、中央区で鑑賞できる興味深いライトアップがあります。
和光本館(旧服部時計店本社ビル)
まずは、銀座の象徴的な存在といえる和光本館。白色光のグラデーションによる格調高いライトアップです。
ちなみに今年、和光本館は改装され、名称がSEIKO HOUSE GINZA(セイコーハウスギンザ)に変わります。セイコーホールディングスの発表(2021年12月16日)によると、改修後の開店は2022年6月10日。時計塔のある屋上が顧客向けの「スカイガーデン」になる予定です。
銀座三越(本館)
2020年11月に始まった銀座三越の「銀座シャンデリア」のライトアップ。上の写真は、ライトアップ1周年アンケートキャンペーンの結果、3色(ゴールド・ブルー・ピンク)から選ばれた華やかなゴールドです(2021年12月25日18時から点灯)。
ちなみに同夜、銀座プレイスはクリスマスツリーをイメージしたライトアップでした。
若い時計台
1966年、数寄屋橋公園に設置された岡本太郎作の若い時計台。赤、黄、青、緑、紫のカラフルで、楽しいライトアップです。
若い時計塔の裏側に公衆トイレができるまでは、背面のライトアップも鑑賞できたのですが…。少し残念です。
三井本館
1998年、国の重要文化財に指定された三井本館。建物の外壁にあるコリント式オーダー列柱のライトアップは壮観で、眺めていると日本橋の街角に立っていることを忘れてしまいそうです。
中央大橋と新大橋
2020年に照明整備された隅田川橋梁群(10橋)に先駈けて、平成の時代に整備された2橋が中央大橋と新大橋です。
中央大橋のライトアップは、兜の鍬形をモチーフにデザインされた主塔が強調されています。新大橋は、2本の黄色い主塔とまっすぐな橋桁の組み合わせをダイナミックに演出するライトアップです。
※上の写真左は中央大橋、右は新大橋。
東京スカイツリー
中央区から鑑賞できる、東京スカイツリー(所在はお隣の墨田区)。季節や折々の話題をテーマとしたライトアップが展開されています。上の写真は、もみの木をイメージした東京スカイツリーをシャンパンゴールドの光で彩る、2021年12月のクリスマス限定ライティングです。
中央区のライトアップ巡り…見どころは、まだまだありそうですね。