ぐるっと 築地大橋 ウォーキング
こんにちは、新人特派員の「たけちゃん」です。2回目のブログ投稿です。
築地大橋は「勝どき」と「築地」を結ぶ橋です。隅田川の一番下流に建設されたこの新しい橋は、2018年11月4日に開通しました。アーチを外側に傾斜させ、すっきりとしたシルエットが印象的な橋です。
現在、この橋の築地側で工事が進む「虎ノ門築地トンネル(環状二号線)」が2022年度末(予定)に開通し、東京BRTの本格運行が実現すれば、湾岸エリアから新橋・虎ノ門までのアクセスが格段に向上しますね。
実際にこの橋を歩いて渡ってみると、「勝どき」と「汐留」が徒歩圏になったことを実感できると思います。
さて今回は、この橋をぐるっと回る「たけちゃん」オリジナルのウォーキングコース(全長約2.2km)をご紹介します。
出発地点は、3月22日に再開園された「浜離宮庭園」です。※築地市場駅から徒歩5分程度
では、てくてく歩き始めましょう。
歴史的遺構
まずは、浜離宮の大手門橋を背にして、汐先橋の交差点を渡りましょう。
左側へゆるやかにカーブしている海岸通りを約100メートルほど進むと、銀座郵便局横の歩道に、古い踏切警報機がぽつんと立っています。立て札には「銀座に残された唯一の踏切信号機」、中央区ものしり百科には「国鉄踏切警報器」と記載されています。ここには1931年から1987年まで汐留(汐留駅)と築地市場(東京市場駅)をつなぐ貨物線の踏切がありました。
この踏切を右へ曲がります。「新尾張橋」を越えて廃線跡ならではの、ゆるかなカーブの道をほどなく歩くと、新大橋通りに突き当たります。目の前の「旧青果門前交差点」を渡ると、築地大橋上流側の専用歩道に入ります。工事が進む「虎ノ門築地トンネル(環状二号線)」を横目に曲がりくねった専用歩道をゆるやかに上っていきましょう。
広大な築地市場跡地や勝どき橋を眺めながら(上流側歩道)
上流側を眺めれば、遠くには東京スカイツリー、目の前に築地市場の広大な跡地、勝どき橋、佃島のタワーマンションなどを眺めることができますよ。
う~ん、いい景色!
勝どき橋をくぐったばかりの遊覧船「エメラルダス」に出会いました。
勝どき側のたもとは「築地大橋橋詰広場」になっています。階段をてくてく降りて、踊り場から隅田川をぼうっと眺めるのが私は好きですが、歩道から地上までエレベーターで降りることもできます。
人にやさしいバリアフリーな橋なのです。
黄昏時がオススメ(下流側歩道)
築地大橋の下流側の歩道にまわり、再び浜離宮を目指しましょう。
下流側は、隅田川河口、浜離宮庭園、竹芝桟橋などを臨むことができます。現在、「虎ノ門築地トンネル」工事中のため、築地大橋から築地川の上に仮設された道路に直結しているので、浜離宮まで築地川沿いにノンストップで歩けます。
日没のタイミングでこの橋を渡れば、最高にロマンチックな夕陽に出会えるかもしれません。
都会のオアシス
築地川の上に仮設された道路は現在、車は通っていません。自転車と歩行者専用のため、あたりはとっても静かです。
浜離宮にはアオジ、オナガ、カワセミ、メジロ、ヒヨドリ、トンビ、カラスなど様々な鳥が生息しているので、耳を澄ませば鳥たちの鳴き声を満喫することができるかも。
都心部でこんなに自然を身近に感じられる散歩道は珍しいですよね。
いよいよゴールイン
約100年前に架けられた大手門橋が見えてきたら、約2.2kmのウォーキングもいよいよゴールイン!
お疲れ様でした。