浜離宮の春を感じよう
暫くの間休園していた〔浜離宮恩賜庭園〕が先日から再開しました。ちょうどこれからは春の香りを存分に楽しめる時季です。
そろそろ見ごろを過ぎましたが、菜の花が高層ビル群を背景に咲く姿は、都会の真ん中でほっと自然に親しめるひとときです。
園内を歩くと、適度な高低差や視点のアングルが工夫されており、まるで野山を歩いているような錯覚にさえ陥ります。銀座や築地から散歩がてら訪ねることができるのもいいですね。
もちろん「桜」もたっぷりと楽しめます。遅咲きの八重桜が多いので、ソメイヨシノが散りだしてからでも多彩な桜の種類を眺めることができます。
4月の中旬になると、いわゆる「黄桜」という黄緑色がかかった花がエレガントな「御衣黄(ぎょいこう)」や「鬱金(うこん)」が咲き始めます。ピンクの花弁とはまた異なる魅力があります。
これから見どころの多い〔浜離宮恩賜庭園〕へ是非お出かけください。