桜やよい

三重テラスGW企画「三重の森で遊ぼう」4/28-5/5

徳川家康が江戸開府した際に三重県から沢山の木材が切り出され、船で輸送されて江戸の街づくりに使われました。2019年の現在でも三重県の2/3が森林で占められ、ヒノキやスギを育てる林業が盛んなことをご存じでしょうか?平成29年3月には、尾鷲ヒノキが日本農業遺産第1号に認定されました。江戸時代から尾鷲ヒノキは高級木材として有名だったようです。

参加無料で「三重の森」で木のぬくもりや自然の素晴らしさを体験できるワークショップイベントに参加してみませんか?

「三重の木ふるさと三重かるた」ー三重の自然・歴史・文化財・史跡・まつり・特産品・人物などの三重の特色を表す44題材をテーマとして取り上げた「ふるさと三重かるた」を三重産ヒノキで製作。手触り、香りを楽しみながら、かるた遊びを体験しよう!

 

4/28ヒノキのウッドウールで何を作ろうかな?

4/28ヒノキのウッドウールで何を作ろうかな? 三重テラスGW企画「三重の森で遊ぼう」4/28-5/5

ふわふわウッドウールーヒノキを削って生まれたウッドウール。香を楽しんだり、クッションにしたり、参加者のアイデアを募集!

鮮やかな赤みと美しい光沢を特長とする「尾鷲ヒノキ」ー関東大震災の時もその強靭性が話題となったそうです。ウッドウールを使って沢山の製品も生まれているようです。ヒノキの香はヒノキ風呂でも有名ですね。

ヒノキウッドウールに由来する消臭効果が期待できます。木には、森林浴の効果でも分かるように、心身ともにリフレッシュさせる爽やかな香りの主な成分はテルペン類と呼ばれる有機化合物で、リフレッシュ効果以外に、抗菌・防虫・消臭・脱臭効果もあります。

ヒノキのブロック遊び

ヒノキのブロック遊び 三重テラスGW企画「三重の森で遊ぼう」4/28-5/5

建具職人さんが作ったヒノキのブロックを使って、ペン立て作りー4/29-5/3各日10時先着10名様

家具もプラスティックよりも木の温もりを感じらる方がいいですね。ヒノキブロックで鉛筆立てを作って、学習机に飾ってみましょう!

色は好きな色を塗ってカラフルな鉛筆立てを作るのもいいですが、ヒノキの木目や色をそのまま楽しむのも素敵ですね。

ヒノキボールプールで泳ごう!

ヒノキボールプールで泳ごう! 三重テラスGW企画「三重の森で遊ぼう」4/28-5/5

ヒノキボール4,000個を敷き詰めたプールの中に入って遊ぼう!

尾鷲ヒノキー1630年には人口造林が始まったそうです。山岳地帯の尾鷲は古くから稲作に向かず、尾鷲市・紀北市は年平均3,800mmを超える多雨地域で、かつ痩せ地が多いという自然条件に適したヒノキの植林が1850年以降盛んになり、現在、人工林の9割をヒノキが占めているとのことです。痩せ地のためヒノキの成長が遅いという環境により高品質なヒノキを生産してきました。

木の素材が持つ良さを検証するため、ヒノキボール・プラスチックボール・ゴルフボールの素材の異なる3種のボールプールを作り、小学生1年生~3年生の被験者の生理反応を測定。その結果、ヒノキボールプールに入った場合のみ副交感神経系活動が高くなるリラックス状態の傾向がみられました。生理的にリラックスした状態が誘発されたことが示唆され、素材が分からないように目隠しで実施し、木が触覚や香りだけでも生理的に子供によい影響を与える可能性のある素材であることが確認できました。直接、木に触れることにより、生理的・心理的によい効果が出ることが実証されたそうです―住友林業調査

ヒノキの積み木でお家や色々な物作ろう!

ヒノキの積み木でお家や色々な物作ろう! 三重テラスGW企画「三重の森で遊ぼう」4/28-5/5

ヒノキの積み木で遊ぼう!

都会ではマンションが増え、木の家が少なくなってきました。しかし、今マンションの内装に木のティストを取り入れることが見直されてきています。積み木で遊んで木の家作りやどんな物が出来るかを是非楽しんでください。

1838年、幼児教育の祖フレーベルは、ものがバランスを保つ力やバランスを崩して落ちる力、バランスそのものを伝える遊具として積み木を考案しました。以来200年近くも遊び継がれてきた積み木。

積み木は自然に一番近いおもちゃとされ、「室内の砂場」とも呼ばれています。

積み木はシンプルであればあるほど、子供が想像力を付け加えやすく、遊び込みやすい。大人は形が複雑で色の付いた積み木を与えがちですが、それだと遊びにくいので、子供はすぐに飽きてしまいます。いい積み木はどんなものを作っても美しい。ステキなものができたという達成感も容易に味わえます。適当に重ねると崩れてしまう積み木、自分をコントロールする能力が身に付くと同時に、物理的な概念も学習できます。

4/28-5/5カンナ削りを使ったヒノキのエコ加湿器づくり

4/28-5/5カンナ削りを使ったヒノキのエコ加湿器づくり 三重テラスGW企画「三重の森で遊ぼう」4/28-5/5

ヒノキのエコ加湿器づくりーヒノキをカンナで薄く削った物を束ねて作ってみよう!

ヒノキのエコ利用としてグッドアイデアですね。カンナで薄く削ったヒノキを使った作品は加湿器だけでなく、ブローチを作ったり、いろいろな作品ができそうですね。是非、チャレンジしてみてください。

ヒノキの水をよく吸うという特性はコップに水を入れた状態に比べ、およそ10ものスピードで蒸発するそうです。電気を使わない加湿器は本当のエコですね。

 

スウェーデンのウッディスポーツを三重テラスで体験しよう!

スウェーデンのウッディスポーツを三重テラスで体験しよう! 三重テラスGW企画「三重の森で遊ぼう」4/28-5/5

クッブKUBB-木の棒を投げ当てて楽しむスウェーデン生まれのニュー・スポーツです。

スウェーデン語で薪を表します。その昔、ヴァイキング時代に、スウェーデンのゴットランド島で、当時どの家の軒下にもあった薪を使って遊び出したのがクッブの起源ではないかと言われています。

森や木の多いスウェーデン生まれのスポーツ、日本でもブームになるといいですね。

クッブは、木の棒を投げ合って木の的を倒していく、2チーム対抗の的当て・陣取りゲームです。中央にセンターラインを引き、2チームが向かい合って試合をします。両チームのベースライン(5m)にベースクッブ(四角柱の木片)を5本ずつ並べ、コートの真ん中に、キングと呼ばれる大きい木片を1つ置きます。

カストピンナがクッブに当たる瞬間は、木と木がぶつかり合って「カーン」という心地よい音が鳴り響き、何とも言えない爽快感に浸ることができます。

森を守ることはどんなことをすれば守れるの?

森を守ることはどんなことをすれば守れるの? 三重テラスGW企画「三重の森で遊ぼう」4/28-5/5

子供達に「森の木を切るとは悪いことかな?良いことなのかな?」「私たちの周りの森は今元気だと思う?元気じゃないと思う?その理由は?」と尋ねてみましょう。

メディアでは森林伐採や砂漠化、地球温暖化などの問題が取り上げられることが多く、木を切ることは悪いことと思っている子供がほとんどです。しかし昭和40年代までは、暮らしに必要な材や燃料は自分たちで採取し、かつ森が絶えないようにバランスよく森を使ってきました。その結果森はいつも手入れされ、日が当たり、ツルに覆われることなく、元気に育っていました。でも今の森はどうでしょうか?一見豊かに見える森は今、人の手が入らずに荒れているところが増えています。森の木々が枯れたり倒れたりしてしまうと、土砂崩れなどの災害が起こりやすくなるなど、森が持っていた様々な機能が働かなくなってしまいます。

□ 木がツルに巻かれている(ツルの締め付けにより木の生長が 妨げられたり、ツルの葉に覆われ日光が遮られたりする) □ 木と木の間が狭い(栄養不足で細い木しか育たない) □ 森が暗い・下草が全く無い(日光が当たらないと下草さえ育 たず、植物の種類が少なくなり、かつ動物のすみかにも適さ ない) □ 下草だらけで入れない(下草が多すぎると、小さな木が育た ない)

このように森を守って木を利用することで、将来も日本人として木の文化を守っていくことが大切ですね。

三重テラスイベント協力

三重県農林水産部みどり共生推進課・尾鷲市水産農林課

みえ森づくりサポートセンター・横谷木材生産有限会社(津市)

松坂飯南森林組合(松坂市)・(一社)三重県森林協会(津市)

馬場建具店(伊賀市)

(三重テラス様の許可をいただいて記載しております。)