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【銀座五丁目】 台湾式リフレクソロジー「烏来（ウーライ）銀座店」
今年は東京都心で猛暑日を観測した日の数が過去最多となりました。
骨身にこたえる暑さが続いていますが、みなさんはお変わりありませんか。
疲れがたまっていた私は中央区で骨身をほぐしてもらうことにしました。
そこで今日はとっておきの疲労回復法をご紹介します。
銀座のまんなかにあるサロン
銀座コティビルに来ました。場所は晴海通り沿いの都営バス停留所「銀座四丁目」の目の前で、まさに銀座の中心です。銀座四丁目交差点からはNISSAN CROSSING（ニッサン クロッシング）の角を東銀座方面へ少し進んだところにあります。目的地はこのビルの6階、烏来（ウーライ）銀座店です。
烏来はボディ、フェイシャルのトリートメントが受けられるリラクゼーションサロンです。特に台湾式リフレクソロジーの技術に定評があります。
リフレクソロジーは「反射療法」と訳される民間療法で、足の裏や手のひらには全身の器官につながる反射区と呼ばれる部位があり、その反射区を刺激することによって体の不調を改善し、疲労回復をはかるというものです。1996年に赤坂に一号店をオープンした烏来は、日本における台湾式リフレクソロジーの草分け的存在で、今回の目的はもちろんリフレクソロジーです。
効果のほどは？
さまざまなメニューの組み合わせの中から「リフレクソロジー60分＋漢方温浴＆ハンドオプション15分」を選び、足に加えて、手のひらのリフレクソロジーも受けることにしました。施術中は深いリラクゼーションに包まれて、何度も眠りに落ちそうになりました。
施術後は手足が軽く、ひと回り小さくなったように感じました。帰り道は靴がゆるかったので、実際にむくみが解消されたのだと思います。ほぐしてもらったのは手と足でしたが、同時に頭や目もすっきりとしました。とにかく気持ちよかったです。
烏来ではリフレクソロジーの後に「あなたの健康チェックポイント」という成績表のようなものを渡されます。特に凝っていた足の部位がチェックされていて、自分では気づいていない今の健康状態や日常生活で気をつけるべきことを教えてもらえます。これがリフレクソロジーならではの面白いところで、ソファでお茶をいただきながら成績表を読み、厳しい残暑も頑張ろうと思いました。
はじめてでも安心
烏来はその技術はさることながら、丁寧な接客とサービスもおすすめできるポイントです。施術の前と後はジャスミン茶でほっとひと息。
台湾式は痛いのではないかという声もありますが、力の強さは加減してもらえるので心配は要りません。烏来で使われているアロマオイルは優しい香りで、施術中は温かい枕の用意もあります。細やかな配慮がある安心感も心からリラックスできる大切な要素ですね。
店名の「烏来」とは
「烏来」は台湾にある地名です。リフレクソロジーの本場として知られる台湾には1970年代に広まった「呉若石（ごじゃくせき）神父式」という足裏健康法が根づいています。私が初めてリフレクソロジーを体験したのも台湾を旅行したときのことでした。
台湾北部の新北市に属する烏来区は少数民族タイヤル族の里で、台湾有数の温泉郷でもあります。
Photo by Abasaa / Public domain, from Wikimedia Commons
山間に位置し、台湾最大級の滝とエメラルドグリーンの川が流れる風光明媚な烏来区。温泉宿が軒を連ねるメインストリートでは竹筒飯などのタイヤル料理を味わうこともできます。
Photo by kyo1249 / CC BY-SA 4.0, from Wikimedia Commons
台北から1時間あまりという近さでありながら、エキゾチックな雰囲気と大自然を感じられる日帰りの観光地として週末には都心部からたくさんの人が訪れます。マイナスイオンを浴びて、おいしいものを食べて、温泉に入れば最高の気分転換になりますね。
リラクゼーションサロンの烏来は、台湾の烏来区のように大都会のすぐそばで、心も体も癒される空間なのだと実感しました。銀座でグルメやショッピングを楽しんだあとにまた立ち寄りたいと思います。
