もう1年が過ぎるのだな。
もう1年が過ぎるのだな。
胸がギュッと締め付けられる強い感動で、止めどなく涙が込み上げてくる場面が続いた。
何か、鮮やかな色彩が幾重にも重なり合う様な感覚だった。
間違いなく言えるのは、あの状況にあっても、現実に人が集い実施できたという、揺るぎない実績が日本にあるということだ。
「東京2020大会1周年メモリアル・ギャラリー」が、日本橋三井タワーの1階、アトリウムで催されています。
展示されているのは、「東京2020オリンピック表彰台」
メダルセレモニーで使用された物です。
それから「東京2020オリンピック巨大メダル」
多くの人が、自分の身長と大きさを比べる様に、順番に記念撮影をしていました。
そして、「東京2020パラリンピックトーチ」と「東京パラリンピック銅メダル、車いすラグビー日本代表・コーチサイン入りTシャツ」
パラスポーツの持つ魅力、凄み、面白さを知りました。
展示期間は、9月23日(金)までです。
ギャラリーの入口に大型画面があり、映像が流れています。
開会式から、各種競技の選手を捉えたハイライトシーン、そして閉会式。
見はじめると、しばらく動けなくなってしまいました。
切り取られた場面、選手、その姿その表情。
大会に向けて取組んできた選手の姿を、予選の段階から見ていました。
大会が1年延期になるという、初めて直面する課題を目の当たりにしました。
オリンピックで無観客という競技実態を、初めて見ました。
そうした状況下にあっても、輝く選手達の表情、それを支える人達の真摯な姿が、心に刻まれました。
東京2020大会のレガシー
※ 大会当時、日本橋に設けられた五輪のシンボル。とても人気でした。
東京2020大会の1周年を記念して、様々なイベントが行われています。
入ることができなかった国立競技場の観客席に座れるセレモニーもありました。
1周年に関連した、国際エキシビションマッチも開催されました。
10月16日(日)には、「東京レガシーハーフマラソン2022」が開催されます。
※ 大会期間中、お台場と有明に架かる「夢の大橋」で燃え続けていた「聖火」
孫たちとオリンピック・パラリンピックの話をする時に、「大きな困難を跳ね返して東京で大会が行われ、ジイジもボランティアで関わっていたんだよ」と自慢してみたい。
「ジイジ、凄いなぁ」と孫たちに言ってもらえるかな。