【中央区の味】 全国のコンビニで楽しむ中央区ブランドのスイーツ
みなさん、こんにちは。B級特派員の いのちゃん です。
節分の恵方巻の一件でますますコンビニ愛が深まったこともあり、今月もまたコンビニエンスストア(コンビニ)のお話をしたいと思います。
コンビニで手に入る中央区ブランドのおやつの話題は以前にもお届けしたことがありましたが、今回は2023年3月現在のセブンーイレブンの商品についてレポートします。
「銀のぶどう」から誕生した「シュガーバターの木」
トップバッターは銀のぶどうがプロデュースするシュガーバターの木です。
「銀のぶどう」「東京ばな奈」「ねんりん家」などのブランドなどを手がける株式会社グレープストーンは銀座五丁目に本社を置く洋菓子メーカーです。銀座本店ビルの「座STONE(ザ・ストーン)」は今年12月に竣工10周年を迎えます。
セブン&アイ共同開発商品である7カフェ シュガーバターの木は、定番の「香ばしシリアル&ミルキーショコラ」に加えて、季節限定フレーバーを発売しています。いま流通しているものは「焼きりんご」。生地にもショコラにも青森県産ふじりんごが使われています。
シナモンパウダーが香るシリアル生地が甘酸っぱいふじりんごのショコラをサンド。焼きりんごがそのままお菓子になったみたい! 秋冬の限定商品のため、そろそろ見かけなくなってしまうと思いますが、出会えてよかったおいしさでした。今後も季節限定フレーバーには注目していきます。
創業75周年!「銀座コージーコーナー」
続いては今年1月に創業75周年を迎えた洋菓子店、銀座コージーコーナーです。おなじみの「ジャンボシュークリーム」が発売されたのは昭和57年(1982)のことだそうです。銀座コージーコーナーからは焼き菓子2点をご紹介します。
7カフェ ショコラパウンド 税込192.24円
販売地域:全国
ベネズエラ産カカオ豆を使用したショコラ色のパウンドケーキです。中にはローストしたクルミがぎっしり。オレンジピールも入っていて想像以上に贅沢なひと品でした。
もうひとつの焼き菓子はマドレーヌです。
封を開けるとバターのとてもいい香りがします。これがフランス産発酵バターなのでしょうか。食感はしっとりというよりはさっくりとしていて、かる~く食べられました。ティータイムのお供にぴったりです。
セブンーイレブンの7カフェシリーズとして販売されているこの2点はOEM商品(※)であり、パッケージの表面には銀座コージーコーナーという表記はありませんが、製造者の欄で銀座コージーコーナーの品であることが確認できます。
※OEM(Original Equipment Manufacturing)は他社のブランドで製造を請け負うこと。
江戸時代からの歴史を持つ「榮太樓總本鋪」
最後は「はーい、えいたろうですっ」。日本橋の榮太樓總本鋪が創業したのは文政元年(1818)、200年以上続く江戸菓子の老舗です。
長い歴史を持つ和菓子店からはちょっと意表をつく商品をご紹介します。一杯ずつ挽き立ての豆で淹れるセブンーイレブンのセブンカフェはコーヒー好きの間でも評判ですが、昨年、榮太樓總本鋪とのコラボレーションによって、このセブンカフェのドリンクをアレンジするアイテムが発売されました。
セブンカフェ用 日本橋榮太樓の黒みつ 税込30.24円
販売地域:全国
榮太樓總本鋪のホームページによりますと「沖縄県の黒糖を使用した黒みつはセブンカフェのカフェラテに合わせてもしっかりと黒みつのコクと旨味を感じられるように開発をした和菓子屋こだわりの黒みつです」とのことです。それではさっそくカフェラテに注いでみましょう(トップ画像)。
7カフェ アイスカフェラテR 税込220.32円
販売地域:全国
レギュラーサイズのカフェラテに全量を注いだところです。黒糖ミルクラテのできあがり! 底に見えるのが日本橋榮太樓の黒みつです。
かき混ぜてみました。冷たいカフェラテにもよく溶けます。コクのある甘みでおいしい!
セブンカフェ用に開発されたものではありますが、小分けの黒みつとしても便利に使えます。甘党の方は、和菓子に“追い黒みつ”をすることもできますよ。バニラアイスにかけてみようとしているのはどなたですか。ナイスアイデアですね。きな粉があればもう立派なスイーツです。日本橋榮太樓の黒みつはコーヒーマシンに近いレジ横に置いてあることが多いのでぜひ探してみてください。
いつでもどこでも中央区
今日ご紹介した中央区のブランドの商品は全国のセブンーイレブンで販売されています。いつでもどこでも手軽に中央区の味をお楽しみください。
※販売地域内でも店舗により取り扱いがない場合がございます。