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神田祭とポスターあれこれ
子供のころ、梅雨が明けて夏休みに入る７月末に開催される地元の夏祭りがとても楽しみでした。
もういくつ寝ると・・・と指折り数えたのはお正月ではなく、夏祭り。
今となっては何にそんなに心を躍らせていたのか。
（カァッツーー！！と突き刺さるような梅雨明けの暑さと同時にやってくる夏休みの解放感か。今ほど食べられなかった綿あめなどの甘いものが子供心を引き付けたのか。屋台の並ぶ非日常の空間をいつもより遅くまで出歩いて良い高揚感か。「・・・なんでなかなか取れないのぉー」と悔し涙を流したミドリガメすくいにハマったからか・・・？）
今ほど娯楽の無い時代には、おそらく私が地元の夏祭りを楽しみにしていた以上に大いに盛り上がったんだろうな、と自分の幼き頃を思い出しつつ、今年の神田祭を楽しみました。
神田祭のポスターの特徴は
さて、神田祭と言えば、「附け祭」のような営みや、アニメとのコレボレーションを売りにしたポスターなど、新しい取り組みを取り入れることでも有名です。今回、私はポスターに注目をしてみました。
神田明神の公式ポスターの他、氏子108の街ごとに祭のポスターがあちこちに掲示されています。
公式ポスターでは、「バンドリ！ ガールズバンドパーティ！』『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』『ご注文はうさぎですか？？』といった萌え系ポスターも目白押しです。
中央区と千代田区のポスターの傾向
街ごとのポスターはどうでしょう。私が見て回った範囲では、中央区より千代田区側のポスターにアニメ・漫画風のオリジナリティに溢れたポスターが多いように思いました。この写真は日本橋室町のポスター。伝統的な絵柄と日程を伝える実用性を兼ね備えています。
千代田区側のポスターは
こちらのポスターはちょっと学園祭のような雰囲気を感じました。
令和最初の・・・
新元号「令和」が決まって、あとから急いで書いたポスター。その書くことそのものをポスターにしている面白い構図。
こちらもアニメ風。
東神田の豊島町会をさりげなくアピール。
と、少し街歩きしただけでも様々なポスターを見つけることができました。次回はもっと深ーく、探求してみたいと思います。
かっこいい！相馬野馬追（のまおい）
さて、神田祭の神幸祭では、福島県南相馬の野馬追が異彩を放っておりました。
これを機に福島県南相馬へ
今年の大型連休では福島県の南相馬（こちらの写真は道の駅、南相馬にて）を訪れていたことから親近感もわきました。
なお、福島県南相馬での相馬野馬追は７月２７日（土）、２８日（日）、２９日（月）開催です。http://soma-nomaoi.jp/
私の地元の子供のころの夏祭りと同じ時期。たまらなく暑い時と思いますが、本場の相馬野馬追に行ってみようかと思います。