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築地大橋から勝鬨橋散歩コース
隅田川下流、東京湾に一番近い橋は築地大橋です。
その左岸には隅田川テラス散歩コースがあります。秋から春にかけて、日が上ってもビルの影や堤防の影になり、朝陽は当たりません。ですので朝の散歩やジョギングをしている人も少なく、上着を一枚羽織ってのんびり歩くには、うってつけの場所になります。
清澄通りを新月島運河を渡り右折、浜前水門の手前を右折、左手の階段を上がると築地大橋が大きく見えてきます。この橋は羽根が少し傾き圧迫感を少なくしています。朝も日が当たるととても美しいです。
階段を下りるとテラスの遊歩道です。朝の８時頃まで歩く人は少なく、左手に浮かぶ船を見ながら進むとちょうど良い汗を感じたところで勝鬨橋をくぐります。見上げるとバスや多くの車が行き来して、渡る度に勝鬨橋らしい「ガタンガタン」の音が響きます。これはこの橋特有の音。
これは跳ね橋であるため、真ん中がわかれていて、その境に隙間があるために音かするのです。「ガタンガタン」の音も、毎日聞いているとやかましく感じることはなく、
日々躍動する中央区の音色とも聞こえます。
