みど

解体後の中銀カプセルの再活用

中央区には多くの個性的な建物がありますが、とりわけ、
四角いカプセルを積み重ねたような「中銀カプセルタワービル」
が目立っていました。中央区銀座にあるビルということで
「なかぎん」と読みます。
建築家の黒川紀章が手がけた代表作として、またメタボリズム
建築として有名でしたが、残念ながら昨年2022年に解体され
その姿を消してしまいました。

しかし、ビルの解体後には、
「中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト」
が発足し、23個のカプセルを取り外して
国内外の美術館や商業施設・宿泊施設などに再活用する動きが
スタートしています。

動く中銀カプセル

動く中銀カプセル 解体後の中銀カプセルの再活用

そのひとつに、サンフランシスコ近代美術館が収蔵することが
先日のニュースで報じられていました。同館の説明では、
「実験的な建築。世界の建築史にとって重要」とありました。

また、松竹が東劇ビルの隣接地に新設予定の「SHUTL(シャトル)」
に譲渡されるとのことです。新設する建物内に2基のカプセルを
収納し、美術・工芸作品の企画展示・販売やイベントの企画を
予定しているそうです。

さらに驚いたのは、カプセルを移動可能なトレーラーへと再生
するというニュースです。この「動く中銀カプセル」の動画は
Youtubeでご覧いただけます。
https://youtu.be/wXpTiuhPdIE


これらのように、予想外の姿で再活用されるカプセルのユニーク
な転生の姿はこれからも期待したいところです。


画像はフリー素材サイト「写真AC」から
https://www.photo-ac.com/