三重テラスイベントの忍者視点
『どうする家康を考える』に興味!
NHK大河ドラマ『どうする家康』を三重県と言えば伊賀忍者がどう描かれているかに興味が湧きました。
三重大学人文学部 山田雄司教授『史実と創作』
ミスター武士道 YouTubar『大河ドラマで描かれた"伊賀越え"の変遷』
2023/11/26に三重テラス2Fで講座が開催されました。
講座はYouTubeでも公開されています。
https://www.youtube.com/watch?v=wAStbsMd968
是非、忍者に興味のある方はご覧ください。
『史実と創作』 山田雄司三重大学文学部教授
NHK大河ドラマ『どうする家康』では、「上ノ郷城攻め」や「神君伊賀越え」など、さまざまな場面で忍者の活躍が描かれており、「忍者考証担当」をされたそうです。
山田先生は三重大学で忍者の研究をなさっていますが、服部半蔵が「伊賀越え」で忍者としての役割を果たしていたのかなどを一次資料が残っていない中、他の資料で検証なさっていました。
服部半蔵という名称といえば、江戸城に「半蔵門」があります。東京メトロに半蔵門線があります。アニメ「忍者ハットリくん」というように現在でもこの名を知っている人も多いと思われます。
服部半蔵とは1542年岡崎生まれ、1597年55歳没服部半蔵正成(まさなり)
父保長は伊賀国の土豪で室町幕府足利12代将軍義晴・三河の松平清康・広忠・元康(家康)に仕え、半蔵も1562年上郷城で活躍し、家康から褒美に長槍(全長257㎝・重さ7.5四谷・西成寺に奉納)を賜ったとされています。家康江戸入府後、甲州街道の南に伊賀者与力30騎・同心200人を束ねて8,000石の俸禄を得ました。
果たして史実ではどう捉えられているのでしょうか。
「寛政重修諸家譜」服部正成
「改正三河後風土記」「乍以訴状言上仕」甲賀古士由緒書
「石川正西聞見集」「服部半三武巧記」
山田先生の講演から、史実を知ったことで忍者のイメージが大きく変わったことです。
〇正成は忍者ではなく、伊賀忍者を束ねる立場だったということ
〇上ノ郷城攻めは伊賀ではなく、甲賀の忍者を使ったとされている史実が多かった
〇伊賀越えは正成は同伴していたが、伊賀者の活躍はなかった。その後の戦での活躍からの誇張した面もあった
〇ルートは諸説あるが、江戸時代の学者も解明できなかったので、現代では解明不可能
〇家康は、忍者をうまく使い、戦国を治めて天下を取り、太平の世を築いた。忍者の役割は大きかった
このことから、もっと忍者のことを深く知りたいと興味が湧いてきました。
大河ドラマで描かれた"伊賀越え"の変遷
ミスター武士道
徳川家康と忍者を繋ぐ絆は、「神君伊賀越え」の成功によって紡がれたと言っても過言ではない。
「伊賀越え」は確固たる一次資料が存在せず、そんな謎だらけの「伊賀越え」は、これまでのNHK大河ドラマで忍者がどのように描かれてきたのかをYouTuberの視点から話されていました。
〇黄金の日日(1978年)第27回「信長死す」
〇徳川家康(1983年)第25回「伊賀越え」
〇真田丸(2016年)第5回「窮地」
〇おんな城主直虎(2017年)第49回「本能寺」
〇麒麟がくる(2019~2020年)
このことから、忍者の描かれ方は忍びとしてのスパイ・警護・敵国への潜伏など、作品によってまちまちでした。
忍者の役割や活躍は表には出てこない影の部分が大きいのだと思いました。現在においても忍者は外国の方、ちびっこ、大人においても人気キャラクターの一つです。
これからも三重テラス忍者イベントに参加したいです。
三重テラスに日本酒部12/6とスイーツ部活動12/13が発足!
三重テラスは令和5年9月に10周年リニューアルオープンされれました。2Fはコミュニティススペースとして、三重の豊かな自然・歴史・文化・食など、様々な魅力発信と交流の場所になりました。
コワーキング機能を設置し、観光コンシェルジュやコミュニティマネージャーが常駐しているそうです。
その他に、イベント・観光案内も充実しています。
日本酒部ー三重の地酒を愉しみながら語る会
三重には魅力あふれるお酒がたくさんあるので、三重のお酒を知り、語らい、その奥深さを楽しむことができるそうです。
3種類程度のお酒の飲み比べ+おつまみ1,000円
スイーツ部ー三重のお菓子を両手にスイーツ部の未来を描く会
三重のお菓子が大好きなひとも、三重のお菓子って何があるの?という人も。スイーツの魅力を一緒に深掘りしませんか?
お菓子+飲み物500円
スイーツ部に参加してみました!
菓子
①シェル・レーヌ(プレーン・塩キャラメル)-ブランカ・鳥羽市
②鈴鹿抹茶リーフパイー太門通商・鈴鹿市
③なが餅‐なが餅笹井屋・四日市市
飲み物
④イセカルダモンコーラ-フローナル・伊勢市
⑤サミットブレンドコーヒー-なかむら珈房・伊勢市
⑥有機ほうじ茶-自然茶巧房なかむら・度会町
⑦とねの栗どらやき-とね菓子館・津市
⑧絲印煎餅-播田屋・伊勢市
⑨羊のカスティーリャ(プレーン)-DE CARNERO CASTE・津市
⑩銘菓 関の戸(お茶の香・和三盆・黒糖)-深川屋・亀山市
⑪しお学舎の塩けんぴパリッ-株式会社モクモクしお学舎・尾鷲市
PM8時30分終了後、特別に9時までお店を開けていただいていたので、参加者は①から⑪までのお気に入り商品を購入することができて非常に満足されていました。
2回目のスイーツ部は2月に予定されているそうです。
2回目からの参加もOKだそうです。