オフィシャル
築地駅から隅田川へ 〜春待ち散歩
３月１６日土曜日。地下鉄の築地駅3bの階段から「聖ルカ通り」に出てきました。築地でランチをしたいと思っていたのですが、今は朝の１０時。まだちょっと早いので、ここから１０分ほどで歩いていける隅田川まで、春を待つ街角を歩いてみることにしました。
２、３分歩いて築地川公園に差し掛かると、素晴らしい風景が待ち受けていました。この都会のちょっとしたオアシスに、春を先取りしたような花壇。公園を歩く皆様は、この花々を見て、きっとのどかな雰囲気を感じられているのだと思います。
この街は、中央区の中でも、わりと「ゆったり」とした時間が流れる明石町。
ここには聖路加の病院・大学の広々としたお庭があって、今は春の訪れを待っている感じ。ここで遊ぶ子どもたちは、シャボン玉をしてはしゃいでおりました。
このお庭にも桜の木があるのですが、あと数日もすれば開花の便りが聞こえて来ると思われます。
桜の咲く前のこのワクワク感は大好きですね。
何かがウズウズと湧き上がってくるようなこの時期は、これから何か良いことがあるような気がして、自然と足が動き出してしまいます。
聖路加には、ご覧のようなタワービルが隅田川沿いに立っているのですが、
病院のほうの入口からエスカレータを上がった２階は、とても広々とした空間になっています。ビルにはちょっとしたお食事処やコンビニ、カフェ、バーガーショップなども入っているんですね。
わたしは結局、ここでお寿司のお弁当を買って、春が隣に来ているテラス席で暖かい陽気を堪能してしまいました。
このビルの周りを歩いてみれば、これからの時期、たくさんの花々や鳥さん達に出逢えるかもしれませんし、
ここから隅田川に出れば、隅田川沿いの「隅田川テラス」を歩くこともできます。
テラス沿いの花々もきちんと手入れがされていますので、こちらも春を堪能するにはおすすめです。
そして、桜が咲くとたくさんの人々が集う明石町河岸公園の並木道。陽光をふんだんに浴びて、春の開花に向けてのカウントダウンが始まりました。楽しみですね〜。
ここから隅田川を眺めれば、佃大橋越しに見える佃のマンション群。正対すると何だか恥ずかしくなってしまうような風景です。
中央区から望む隅田川の風景としては、わたしにとって、一番好きな眺めかもしれません。
隅田川の川面に向けて、長く伸びている桜の枝。この枝に花が咲き誇る春を待ち続けているのであります。
