下町トム

銀座のオアシスに希望の輝き

東京メトロ(地下鉄)のコンコース、銀座線と丸の内線の間、日比谷線の上部空間にあたるところに〔銀座オアシス〕と名付けられたスペースがあります。1994(平成6)年に「銀座駅開設60周年」を記念して整備されました。今年はさらにそれから30年を経て90周年ということになります。様々な歴史を紡いできた駅といえますね。

このスペースが完成した際にシンボル的に掲げられたのがこのアート作品です。かの平山郁夫画伯が手がけた『楽園』。東京のまちが希望にあふれる町となるように、師にしては珍しい真っ赤な色彩を基調とした意欲的なステンドグラスの作品です。
銀座駅100周年に向けて、これからも乗降客の明るい未来を見守ってくれることでしょう。

 銀座のオアシスに希望の輝き