築地本願寺 令和6年7月参拝
7月1日の午後、築地本願寺に参拝にいってきました。
蓮と言えば、蓮の葉の上に立っておられる姿、蓮の葉に座って座禅を組んでいるお姿の絵を見ることがあります。
今日は、桃色の蓮華が美しく迎えてくれ、阿弥陀様の「よく来たね」というお優しいお声が聞こえた気がしました。
参拝カード
今月の参拝カードには、「大悲無倦常照我」と書かれています。
仏の大悲は尽きることなく 常に私を照らしてくださる と添え書きがあります。
裏面のご説明には、次のことが書かれています。
お墓やお仏壇の前で手を合わせる時、亡き人に語りかけることがあるでしょう。
亡き人は、やさしくじっと聴いてくれている気がします。 亡き人は「仏」となられて私のことを案じ、
阿弥陀如来とともに私たちに寄り添ってくださっています。
いつでも、どこにいてもご一緒くださっているのです。
築地本願寺新報 7月号特集は「天文学と仏教」
今月号の特集では、「天文学と仏教」という題で、 ー 仏教は地動説をどう考える? ー
カトリック編で、地動説を唱えたニコラウス・コペルニクスのこと、ガリレオ・ガリレイの考えなどを詳細に紹介しています。
仏教編では、地動説が日本に到来した時、蘭学を学んでいた通詞の訳で、地動説と天動説を併記して説明しています。沢山の有名な方々のお名前が出てきて、その中には伊能忠敬の考え方も披露されています。
詳しくは、築地本願寺新報を入手され、天動説か地動説かと論争があった時代の事を考えるか、
それとも天の川で一年に一度の七夕に、織姫と彦星は逢えたかしらと心配して見るのも、この夏ならではの一興かと思います。 興がのったら、♪~笹の葉さらさら のきはにゆれる お星さまキラキラ・・・・・♬~ と歌ってみましょう。
法話「手作りお弁当」のお話は、大変心を打たれました。 是非、読んで下さい。
落語「船徳」も、船頭になるまでのかっこいい姿の陰には、それを実現できる能力を身につけるまでの努力や苦労が隠れているという事を教えて頂きました。 大変ためになる落語です。
築地本願寺のHPは、こちらです。