カトリック築地教会150歳
東京で最初に誕生したカトリック教会は、中央区明石町にある
「カトリック築地教会」で1874年に誕生しました。
「カトリック築地教会」は外国人が行き交う築地居留地に建てられ
平民宰相と渾名のある「原敬」や日本近代法の父「ボアソナード」ら
にも愛されたと言われています。
中央区在住の方であれば、一度は教会をご覧になった人も多いと
思いますが、とても特徴のある建物で、大きなバラ窓のあるゴジック
様式の聖堂が印象的です。
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フランス人の法学者ボアソナードが、銅製の鐘を贈り、教会の完成を
祝う式に参列したとの記録があります。
1923年の関東大震災で被災しましたが、ボアソナードの鐘が幸いにも
残りました。
現在の聖堂は関東大震災の4年後に完成し、第2次世界大戦でも焼失を
免れたことは幸運です。
150周年記念ミサ
1874年生まれの教会は、今年は「150歳」を迎えることになり、
去る6月30日には150歳を祝うミサが開かれました。
ミサの様子は、以下の公式ホームページに投稿されています。
https://tsukijicatholic.org/archives/2746
東京都中央区明石町5−26
Open 09:00-17:00頃まで(土曜日ミサ終了19:00頃まで)
東京メトロ日比谷線「築地駅」八丁堀寄り出口より、徒歩8分
東京メトロ有楽町線 「新富町駅」6番出口より、徒歩7分