みど

京橋図書館(本の森ちゅうおう)コンセプトは「森」

中央区立京橋図書館は現在、新富1丁目にありますが、
約2年前まで築地1丁目の中央区役所内(地下1・2階)に
ありました。築地にありながら、「京橋」図書館と
名乗っているのは、東京市立図書館時代からの「京橋」
を受け継いでいるからだそうです。

2022年末に郷土資料館も併設する複合施設「本の森
ちゅうおう」として、移転・リニューアルしました。
この場所は東京都の施設があったところで、江戸時代
には「八丁堀」(水路)があったそうです。
そんなことからだと思いますが、図書館は東西に長い
敷地の上に位置しています。
建物はまるでガラスの積み木細工のようで、とても
おしゃれです。

カフェも併設

カフェも併設 京橋図書館(本の森ちゅうおう)コンセプトは「森」

図書館のコンセプトは「森」、森のもつ多様性や相互作用
などを勘案したとのことです。そして森の階層構造に倣い
フロアごとに天井高や明るさを変化させて各フロアの特徴
がわかりやすいように工夫しています。テラス席や芝生の
屋上も「森」をイメージさせていると思います。


人口増もあろうかと思いますが、図書館の利用者は移転前
の2倍以上になったそうです。
1階にあるカフェ「ampere(アンペア)本の森ちゅうおう」
は自家製サンドイッチとコーヒーなどがありますが、お勧め
は"あんバタートースト(600円)"です。
図書館を利用された際には、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。