小猿

「ギャルリーためなが」に咲く一輪の花

銀座7丁目にある「ギャルリーためなが」今、清々しい空間に花や果物が吊り下がって、、、と見えるのですが、これは山本大也さんの作品で描かれた絵です。

山本大也展(6月22日まで)開催中

山本大也展(6月22日まで)開催中 「ギャルリーためなが」に咲く一輪の花

山本大也さんは、広島を拠点に創作している若手アーティストです。「トロンプ・ルイユ」と言うモチーフを実在するかのように描く手法・技法が用いられています。フランス語で「眼を騙す」を意味し「トリックアート」とも呼ばれます。

2023年パリで行われた個展でヨーロッパの多くのアートファンを魅了し、今回はギャルリーためなが東京店での初めての個展です。

西洋絵画の伝統技法と日本の静けさや穏やかさを「余白」で融合しています。

 

眼の錯覚を楽しむ

眼の錯覚を楽しむ 「ギャルリーためなが」に咲く一輪の花

モチーフに使われているのは季節の花や果物、お菓子、マスキングテープ、付箋など日常にある身近なものです。このお菓子、近くで見ても離れて見ても本物としか思えません。

 「ギャルリーためなが」に咲く一輪の花

マスキングテープの先にある杏が立体的に見える不思議さ。

 「ギャルリーためなが」に咲く一輪の花

思わず触れてしまいそうな艶やかさ。製作中の写真がなければ本物がそこにあることを疑いません。

何度も来て、ずっと観ていたくなる作品の数々、眼の錯覚を楽しみにいらっしゃいませんか。

入場無料で観られます。

ギャルリーためなが

ギャルリーためなが 「ギャルリーためなが」に咲く一輪の花

1969年に西洋絵画の名匠を扱う画廊として設立されました。半世紀以上にわたりヨーロッパ絵画の名品、特に現代フランス画壇の代表作家と独占契約を結んで紹介しています。

交詢社通りを歩いていると、素敵な作品に出会います。

 

 

中央区銀座7-5-4毛利ビル1F

銀座駅(B5)徒歩4分

月~土 11:00~19:00

日・祝 11:00~17:00