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べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~ 異聞 34
  ~ 北尾政美 ~

リモートで、愛する中央区をナビゲートします、rosemary  sea  です。

 

NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし~」第32話、幕府内でのごたごた、続きますね、きっと次回も。大奥の大崎(映美くららさん)の妖しい演技、見事です。

 

江戸市中で様々な騒動の起爆剤となる「謎の男」、実は御三卿・一橋治済(ひとつばしはるさだ:生田斗真さん)の顔が映ったような・・・。市中に下りてきて、そのようなことをしていたなんて。

 

それから、蔦重が、長屋の皆と打ち毀し向かおうとする新之助に答えた言葉「おっしゃる通りの油町」。

「おっしゃる通り」と「通油町(とおりあぶらちょう:現在の日本橋大伝馬町)」をかけたもの、まさに中央区ですね。

 

最後の解説で、両国橋が映りました。

流れる川・隅田川の向こう岸・墨田区両国の回向院(えこういん)も紹介されていました。

 

32話の登場人物を申し上げますと、

シリーズ29蔦重、シリーズ⑧鶴屋喜右衛門、シリーズ28朋誠堂喜三二、シリーズ⑳恋川春町、シリーズ21大田南畝、シリーズ25てい、シリーズ27つよ、そしてシリーズ⑱田沼意次、それからシリーズ⑩平賀源内(回想)、シリーズ22土山宗次郎(こちらも回想)。

 

今回は北尾政美(きたおまさよし)に注目したいと思います。22話に登場しました。

浮世絵師・北尾政美は現在の日本橋堀留町に住んでいました。リアル日本橋住人です。

 

なお、冒頭画像は銀座3-14-15、宝珠(ほうじゅ)稲荷神社、右の狛狐です。

 

それでは・・・

 

北尾政美は・・・

北尾政美は・・・ べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~ 異聞 34
  ~ 北尾政美 ~

画像は同じく宝珠稲荷神社、左の狛狐です。

 

明和元年(1764年) ー 文政7年(1824年)

北尾重政門下の浮世絵師。

鍬形蕙斎(くわがたけいさい)の名でも知られ、また、狂歌師としては麦野大蛇麿(むぎのおろちまろ)、戯作では気象天業(きしょうてんごう)という名も持っていました。「気象庁」みたいですね。

絵師として北尾重政門下では北尾政演(まさのぶ)とともに双璧となっていました。

ただ、のちに津山藩(現在の岡山県)の御用絵師となった時点で、「鍬形蕙斎」を名乗り始めました。狩野派の絵を学ぶため、狩野惟信(かのうこれのぶ)にも入門しました。

※ 鍬形蕙斎の作品「江戸一目図屏風」は、津山郷土博物館ホームページ にてご覧ください。

 

「べらぼう・・・」での北尾政美は・・・

「べらぼう・・・」での北尾政美は・・・ べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~ 異聞 34
  ~ 北尾政美 ~

画像は同じく宝珠稲荷神社、右の狛犬です。

 

高島豪志(たかしまつよし)さんが演じています。

 

北尾重政の門人で絵師。

後に鍬形蕙斎(くわがたけいさい)として広く知られる。

ー NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」ホームページ より ー

 

 べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~ 異聞 34
  ~ 北尾政美 ~

画像は同じく宝珠稲荷神社、左の狛犬です。

 

・・・べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~、これからもお話の広がりを期待しております。