八重洲の工事現場の一風景
この前の休日、中央区京橋での用事を済ませたあと、東京駅まで歩いたのですが、午前11時前なのにもう「暑い!」。ビルの中へと逃れようと、「東京ミッドタウン八重洲」の裏側の入口から2階に上がってみたのですが、そこからの景色がとても印象的でした。
いま、「八重洲二丁目中地区市街地再開発事業」の工事が真っ最中なのですが、ここからはその工事の範囲を一望することができるのです。
この再開発エリアは、背の高いビルに囲まれていて、南側の方だけ空が開けています。青い空を正面に、その下には、青々とした鍛冶橋通りのイチョウの並木が。そして手前には壮大な工事現場。
工事現場は、見た目が殺風景になりがちですが、こうやって空が見えていますと、不思議と心が和んで来るものです。
このあと、高さ220メートルを超えるビルが建つということで、出来上がっていくにつれて、だんだんと空のキャンバスが狭くなっていくでしょうから、こうした風景も今だけ、ということになるのでしょう。
暑い中での作業なので、とてもたいへんだろうと思います。中央区では、次の時代に向けていろいろな場所でビルの建て替えが行われていますが、安全に工事が進んでいくことを祈ります。
今日は暑かったけれど、そんなことを思った一風景でした。
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