銀座で「特別感」のあるレストランをお探しの時は、、、「北大路倶楽部CREATIVE ITAMAE」をおすすめします!
2023年にオープンした「北大路倶楽部CREATIVE ITAMAE」は、銀座や京橋にある全室個室の会席レストラン「北大路」の姉妹店に当たるコンセプトレストラン。数か月ごとに、料理人とテーマが変わります。
2025年7月14日よりスタートした第6弾は、和牛の様々な部位を和食の創作料理で堪能する「板前和牛料理フルコース」です。
店内に足を踏み入れると、視界に飛び込んでくるのは横一列の長いカウンター。カウンター越しには調理器具が並び、料理人たちが出迎えてくれます。これから始まる料理との出会いに、期待が高まります。
今回、腕を振るうのは北大路グループの若手料理人で、なかには「板前オープンスクール」出身の料理人も活躍します。ひっそりと目立たない佇まいは「隠れ家感」が満載で、「こういう店を知っている」ことは大人のステイタスではないでしょうか?
メニューは、お椀と寿司から始まり、デザートまでの10品。ドリンク(ビール、日本酒、ワイン、ソフトドリンクなど)が飲み放題で1人12000円(税込)は、場所や内容を考えるとリーズナブルに感じます。1日の定員は16名のみ(18時からと20時15分から、各8名ずつの入れ替え制)。7月はリピーターのお客様で、すでに予約が埋まりつつあるあるそうです。
「板前和牛料理フルコース」の素晴らしい料理の一部をご紹介します。
【和牛シンシン寿司 瞬間スモーク】
筆者がノックアウトされた一皿。ほぼレアの和牛は、カツオ出汁をうっすらとまとわせることで、酢飯との相性が格段に良くなっています。上に載っているのは、ブラックペッパーと岩塩。肉の旨味を引き立てているのは、この塩です。ミネラル感が強く、脂の甘みをより感じられます。スペイン産の塩を使用しているそうです。桜チップのスモークは、演出の様ですが、肉の動物臭を消す効果があります。たった1つの「寿司」に、ここまで手をかけていることに感動しました。もちろん、美味。この寿司だけ、単品でオーダーしたいくらいです。
【銀座100年ヒレカツサンド木村家×吉澤コラボ】
今年の春に、百貨店の松屋が100周年を迎えたことを記念した、銀座の老舗のコラボ商品が改良されて登場します。焼かれているのは、すき焼きとしゃぶしゃぶの老舗「銀座吉澤」の牛ヒレ肉です。もう、これだけをステーキでいただきたいくらい美味しそうなのですが、北大路特製「和風ソース」をかけて、あんパンでおなじみ「銀座木村家」の食パンで挟みます。「和風ソース」と聞くと、醤油味なのかと思いきや、酸味と苦味がアクセントになったオリジナリティあふれるソース。このソースが、パンと肉をいい感じに繋いでくれます。何が入っているのか、、、ぜひ当ててみてください!
【サーロインのしゃぶしゃぶ 北大路佛跳牆スタイル】
一番感動したのは、しゃぶしゃぶのスープです。「佛跳牆(ファッチューチョン)」とは、中国・福健料理のひとつで、「佛」は僧侶、「跳」は跳ぶ、「牆」は壁や塀を表し、「自分に厳しくある修行僧でさえ、その香りをかぐと我慢できず寺の壁を跳び越えて来てしまう」という意味の名前だそう。漫画「美味しんぼ」でも「究極のおだしのひとつ」として紹介されたことがあるスープです。材料は店によって異なりますが、シイタケや貝柱など「乾物のみ」からダシを取ることが特徴です。このスープが本当に美味しい。しゃぶしゃぶの後には、ご飯とチーズを入れて、リゾットに仕上げてくれますが、1つで2度美味しいとはまさにこのこと!絶品スープを、和風と洋風の2つの料理で楽しめます。
すべての料理を目の前で仕上げてくれるところも、北大路倶楽部の魅力です。出来立てがいただけるだけでなく、料理人の仕事を見ながら食材や料理について質問できるところが楽しいです。カウンター席は、おひとり様にもおすすめ。「板前和牛料理フルコース」は、10月31日までです。予約はネットのみ。こちらからどうぞ。ぜひ、お早めにご予約ください。
【北大路倶楽部 CREATIVE ITAMAE】
住所:東京都中央区銀座8-5-12 第二ウルワシビル6階
営業時間:第一部18:00~、第二部20:15~(2時間入れ替え制)
「板前和牛料理フルコース」は2025年7月14日(月)~10月31日(金)まで。12000円(税込み/ドリンク飲み放題込み)。
定休日:土曜・日曜・祝日
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