東京駅八重洲駅前にもうすぐ完成するビル群
左側の道路の正面が東京駅です。
左側の道路の名前は 八重洲通りです。
完成予定図 東京建物HPより
八重洲通りの左側には東京ミッドタウン八重洲が2023年にオープンしています。
八重洲の地名の由来
東京駅、八重洲口。次々に新しい建物が作られています。八重洲の古地図を見ると、元大工町、南鍛冶町、桶町、北紺屋町といった職業にちなんだ地名が並んでいます。
現代においても、丸の内エリアは整然とした秩序ある景観ですが、ヤエスエリアは小さな区画に小規模なオフィスビルや商店が建ち並んでいて、昔の面影を彷彿とさせる町並みです。
この八重洲の地名は、江戸時代に由来します。
江戸時代初期に日本に来航し、徳川家康の信任を得て、日本と世界を結ぶ朱印船貿易を推進したオランダ人航海者ヤン・ヨーステンに由来すると言われています。1670年に刊行された新版江戸大絵図には江戸城、和田倉門外の濠端に「やえすかし」とあり、のちに「八重洲河岸」になっていきます。現在の八重洲の由来です。 1954年(昭和29年)の地名改変により、現在の八重洲が作られました。
また、この「ヤエス」はオランダ語が、日本語になった最初とも言われています。
開発中の中、 現在営業中の店舗とか移転の店舗などのお知らせがきちっとされています
八重洲仲通りなどには昔ながらの飲食店や個人商店が残っていて、再開発の巨大なスケールの中に人情味ある風景が混ざっています
開発地区の周りを歩いてみました
資料引用元
◇引用元および主な参考資料
「東京駅々史」(東京南鉄道管理局)
「八重洲のおはなし」(金井書店)
「日本橋八重洲一丁目街並み商業誌覚書」(慶応技術大学商学会)
「日本橋・東京駅前地区新たな建築のルール-歴史と賑わいを生かした「東京の顔」づくり
(中央区都市整備部)
いろいろな資料を探すことにご尽力いただいた図書館の方々に感謝申し上げます。
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