たけちゃん

千里の道も一歩から

50歳で佐原のビジネス界を卒業し、江戸で天文学と測量を学んだ伊能忠敬。55歳となり新たな人生を歩みはじめました。かの有名な日本地図を作り上げるため測量の旅に出発します。最近の一歩は門前仲町の富岡八幡宮付近から。

忠孝は50を超えて、佐原から江戸深川黒江町(現在の門前仲町付近)に居宅を移し、晩年は八丁堀亀島町(現在の日本橋茅場町付近)へ転居します。この屋敷の敷地は150坪ほど。忠敬の居住地としてだけではなく、測量図を作製するためのオフィスとして利用されていたようです。

人生50年と言われていた時代に、セカンドキャリアを見つけ、その道を極めた生き方を現代人も見習いたいものですね。