よこやん

日本橋で背筋ゾクリ「視える人には見える展-零」開催中

今年の夏もホントに暑いですね。
暑い季節に聴く怖い話が大好き「よこやん」です。
背中がゾクリとして、気付いたら暑さを忘れてるあの一瞬がたまりません。
今回は日本橋でそんなネタのご紹介。

 日本橋で背筋ゾクリ「視える人には見える展-零」開催中

今年の4月に渋谷の古民家で初めて開催され大好評だった異色の展示が、大幅に内容を拡充し日本橋の三越真向かいで開催中です(9/4まで)。
時間帯別に予約制となっていて、完売枠を避けて行ったのですが会場内は混雑していてえらい人気でした。

肝心の展示の中身ですが、
怖くないんですけど、怖いです。
私はいったい何を言ってるんでしょうか(笑)ネタバレを避けつつ、以下どうぞ。

「視えない“何か”が視えちゃう人の世界」を疑似体験

「視えない“何か”が視えちゃう人の世界」を疑似体験 日本橋で背筋ゾクリ「視える人には見える展-零」開催中

いわゆる霊感の強い方、「視える」とか「いる」とわかってしまう方、時々いらっしゃいませんか?
人には見えない”何か”が視えてしまう人がどんな世界をみているのか擬似体験するのが、この展示です。

 日本橋で背筋ゾクリ「視える人には見える展-零」開催中

写真展示のみならず、再現部屋、シアター形式の映像、など多様な体験型要素が組み込まれています。

 日本橋で背筋ゾクリ「視える人には見える展-零」開催中

展示は「見る」だけでなく「体感すること」を重視した没入型の演出が魅力です。

中でも私は再現部屋が気に入りましたけど。
ああ、こんな感じでみえるんだー、すげーって。
(写真が上手く撮れなかったのは残念です。何回撮ってもブレちゃって。いや、霊のせいじゃないです。多分)

展示は全体的に、怖いっていうより面白かった。視えないものをみせる展示ってすごい試みですよね。

 日本橋で背筋ゾクリ「視える人には見える展-零」開催中

あ、最後の部屋はネタバレなのでここまで。一緒に行った人たちと楽しんでください。

 日本橋で背筋ゾクリ「視える人には見える展-零」開催中

視えちゃって心配になった人、最後にお清めの塩がありますのでぜひ。

後からが怖いのよ

監修は霊視芸人・シークエンスはやともさんと霊能者・Miyoshiさんです。

この展示のきっかけを主催者広報の砂本さんにお伺いしたところ、たまたまこのお二人と企画担当者(視えない人)が会ってした話が始まりなんだとか。
企画担当者はそもそも視えない人なので訝しんでおり、試しに
「この写真で視えますか」と聞いたところ、

お二人は「はい」「いますね」

担当者「え?写真のどこらへんにいます?」

はやともさんとMiyoshiさんは、その写真の同じところを同時に指差したそうです

砂本さん、その話が一番怖いよ

 

 日本橋で背筋ゾクリ「視える人には見える展-零」開催中

(ある日の日本橋。私が撮った写真で展示写真ではありません)

お二人によると「視える」写真は「いかにも幽霊がいそう・出そう」な場所のものではなく、むしろ都会や人通りが多いところなんだそうです。
展示では、日本橋の写真もありました。そこでも「何人かの人」が「視えて」いて、うちひとりは足早に歩く男性っぽかったです。
「筋肉質で背筋がしゃんとした、ビジネスマンというより漁業系にいそうな人」との霊能者コメントがついていました。

いや確かに昔、魚河岸そこにありましたよ。
もっというと、日本橋に隣接する北東エリアは魚河岸関連業が集まっていたので、漁師じゃない魚関係者も多かったと。大正より前の話ですけど。
家に帰って古地図を調べたらそんな記録が。

背中ゾクリ。

 

「視える人には見える展 零(ゼロ)」
https://mieruhito.com/
会場:
東京都中央区日本橋室町1-5-3 福島ビル
東京メトロ「三越前駅」徒歩2分
開催期間:
2025年8月1日(金)〜9月4日(木)
開催時間
10:00〜19:30(最終入場19:00)

 日本橋で背筋ゾクリ「視える人には見える展-零」開催中

写真左手前が会場、右手奥が日本橋
左手一帯は関東大震災前、川沿いから続く魚河岸関連業のエリアだったそうです。