rosemary sea

手しごとの傘、いかが? ①
 ~ 小宮商店 ~

リモートで、愛する中央区をナビゲートします、rosemary  sea  です。

 

東日本橋の洋傘店、小宮商店さん。

雨傘・日傘・兼用傘はもちろん、東京都の伝統工芸品に認定された傘など多くを取り揃えていらっしゃいます。

昔ながらの伝統技法を受け継いだ職人さんの手仕事が光る逸品の傘が並んでいます。

 

本日はリモートでなく、実際に小宮商店さんの東日本橋ショップにお伺いしました。

株式会社小宮商店 販売・広報の加藤順子さんに、本日はお世話になりました。

 

小宮商店さんの歴史は、創業者の小宮寶将(こみやほうしょう)さんが山梨県大月市から上京し修行を始めました1919年(大正8年)に遡ります。

修行の末、1930年(昭和5年)、日本橋浜町に洋傘製造卸業「小宮寶将商店」を開業。

戦後、当時の日本橋橘町(現在の地・東日本橋)に店舗再建され、「小宮商店」として現在に至ります。

昨年はNHK大河ドラマでの蔦重人気もあり、「歌麿」や「写楽」の浮世絵柄が裏に描かれた傘が、海外の方にも大人気でしたようです。

小宮商店さん、実は昨年テレビ朝日系列のドラマ「相棒 season 23」のロケ地となり、2025年1月8日放送の第10話にて「フクマル洋傘店」として登場されたそうです。

※ このお話はのちに詳しくご説明させていただきます。

 

それでは小宮商店さんの傘、お品を順にご紹介させていただきます。

『』内は加藤さんのコメントです。

なお、お値段は全て税込価格です。

最初のお品はメンズ傘から「裏縞(うらしま)折り畳み傘60cm10本骨」です。

 

裏縞折り畳み傘60cm10本骨
26,400円

裏縞折り畳み傘60cm10本骨
26,400円 手しごとの傘、いかが? ①
 ~ 小宮商店 ~
 手しごとの傘、いかが? ①
 ~ 小宮商店 ~

傘の表は無地・裏は細かい縞柄(ボーダー)になるように二重に織り上げられたスタアイリッシュな甲州織(※)の雨晴兼用の折りたたみ傘。

傘を広げたときに顔を出す裏地のさりげないボーダーが大人の雰囲気を醸し出す、ワンランク上のおしゃれをお楽しみください。

なお、こちらのお品は東京都伝統工芸品の認定を受けております。

併せて、「第2回中央区推奨土産品~Central Tokyo Premium Selection~」のモノ部門に認定されました。

 

※ 甲州織

甲州織は、400年の歴史を持つ、山梨の伝統織物です。

染色を施した細い糸を高密度かつ均一に織り上げることで、光沢感のある奥深い色合いと、上品で重厚感のある質感を実現し、現在も高い品質を誇ります。

経糸に双糸(撚り合わせた糸)・緯糸に単糸(一本の糸)を使用する特殊な織り方は山梨の織物の特徴で、大変貴重な生地になります。

これに加工を施し傘生地にすることによって、高い耐久性を兼ね備えた傘に仕上がるそうです。

『ここはご存知の通り、問屋街でして、当店の創業当時は山梨にはまだポリエステルはありませんでした。

また絹糸で出来た山梨の高級な生地を扱うにはコネクションが必要でした。

しかし初代の小宮が山梨の出身でしたので、それでその生地を持ってこれました。』

 

・・・小宮商店さんの傘は、第1回中央区推奨土産品にも認定されました。ご紹介しましょう。

   「東京洋傘橘(たちばな)65cm8本骨長傘」です。

 

東京洋傘橘65cm8本骨長傘
35,200円

東京洋傘橘65cm8本骨長傘
35,200円 手しごとの傘、いかが? ①
 ~ 小宮商店 ~
 手しごとの傘、いかが? ①
 ~ 小宮商店 ~

傘の表と裏の色が違う色になるように、二重に織られた雨晴兼用傘、8本骨タイプ。

生地の端のラインは比較的太めのデザインで、より紳士らしく、優美で上品なイメージを印象付けます。

裏の糸色が表にわずかに顔を出す、奥深いかさなり。

そして樫の木の中棒・水牛の石突(いしづき:先端)・ピアノ線のはじき・スチール製の骨、洋傘の原点といえますパーツを使用しました逸品の長傘。

熟練の職人さんたちによる美しい傘の張りと、悠久の浪漫をお楽しみください。

こちらのシリーズも、気品のある落ち着いたカラーバリエーションが揃いましたメンズロングセラーシリーズ、とのことです。

なお、ネーミング中の「橘」は、現在「東日本橋」の一部となっておりますこの地の旧町名「橘町」が由来となっています。

『ここが橘町だったので、昔ながらのつくりをそのまま現代に継承していくために、敢えてアルミではなくて樫の木の中棒、石突に水牛の角を当時と同じように使用しています。

はじきもピアノ線だと指が痛くないので。

「橘」という名前を残して付けさせていただきました。』

小宮商店さんのルーツとも言うべき橘町、これがこのお品の由来ですね。

 

■ 橘町(現在の東日本橋3丁目)

江戸時代から昭和46年(1971年)までの町名。

明暦3年(1657年)の大火まで西本願寺の門前町だった立花町は、供物に橘を売る店が多かったためその名が称された(後に橘町と改称)。

西本願寺の移転後は、越前福井藩主松平氏の屋敷地となったが、再び町地になった。

~ 歩いてわかる 中央区ものしり百科 より ~

「明暦の大火」、通称は「振袖火事」ですね。

 

 

 手しごとの傘、いかが? ①
 ~ 小宮商店 ~

「橘」を店外で撮影しました。明るさは調整しておりません。

店内撮影と見比べてください。

『外で色を確認して買っていかれる方もいらっしゃいます。

実際(傘は)外でさすものですから。

特に日傘などは、日光の下で写しますと、本当に明るく見えます。

顔映りも気にされる方もいらっしゃいます。』

 

・・・持つだけで、今日が整う傘、いかがでしょう?

商品数の多い小宮商店さん、ご紹介の傘はまだまだあります。

今回は男性用傘をご紹介させていただきましたが、次回はウィメンズシリーズを中心にご紹介いたします。

 

 

小宮商店 東日本橋ショップ

小宮商店 東日本橋ショップ 手しごとの傘、いかが? ①
 ~ 小宮商店 ~
 手しごとの傘、いかが? ①
 ~ 小宮商店 ~

東日本橋3-9-7

03-6206-2970

営業時間 10:00~18:00

     (水曜日は10:00~20:00)

定休日  日曜・祝日

小宮商店さんのホームページはこちら

⇒ https://www.komiyakasa.jp/