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2026 街角を彩る "八重桜" 関山

 2026 街角を彩る

 関山(カンザン 別名セキヤマ)は、バラ科サクラ属の落葉亜高木~高木で、狭義にはオオシマザクラを基に多様な野生種と交配して作出された園芸品種群を指すサトザクラの大半を占めるとされる所謂 "八重桜" の代表品種に数えられます。              花弁の色は濃紅色で、花と葉が同時に展開し、若葉は赤みを帯び、ソメイヨシノに比べて、1~2週間ほど遅く開花し、散るまで比較的長持ちし、枝は内側に向かって弓なりに曲がり、全体的には盃状の樹形となる特性があるとされます。               鑑賞性の高い花色で、樹勢強健で育てやすく都市環境にも適応力があることから、街路樹や公園樹として広く植栽されており、華やかな色合いと、大輪で花弁が幾重にも重なりボリューム豊かに咲き誇る様は海外でも人気の桜と聞きます。              花弁は塩漬けすると独特の香りが引き出され、和菓子、あんぱんなどの香味付けに用いられる他、茶碗の中で花開く様子から縁起物として、祝い事の席で桜湯(桜茶)として振舞われます。         元佃の、江戸時代創業の老舗の佃煮屋が並ぶ通りでも、街角に彩りを添えています。