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2026 陽光降り注ぐ清爽しい "青もみじ" に映える大名庭園

 2026 陽光降り注ぐ清爽しい

 風薫る5月、木々の緑が目に沁みる爽やかな季節到来です。   街角でも萌える若葉の彩りには目を奪われますが、浜離宮恩賜庭園内の、近年、江戸時代の歴史的景観の復元を目指し大泉水周辺整備工事が実施され、約30本に増えたと聞くイロハモミジの、瑞々しい質感の ”青もみじ” は、秋の紅葉に負けず劣らずの美しさです。  イロハモミジはカエデ科カエデ属の落葉高木で、別名イロハカエデ。 京都の紅葉の名所 "高雄" に因みタカオモミジとも呼ばれ、一般に "もみじ" といえば、紅葉の代表格である本種を指すとされます。  穏やかで温かみのある太陽の光を浴び柔らかな光沢を放ち、また逆光で仰ぎ見る "透かし青もみじ" は明るく生き生きした色合いを見せ、幾重にも多彩な若緑が重なり、微妙に色合いを異にする緑のグラデーションには魅了されます。                中島の御茶屋、松の御茶屋、燕の御茶屋、鷹の御茶屋を背景に、"青もみじ" が映える情景は、見る者に心地よさを提供してくれる "癒し空間" です。                          若緑から深緑へと、夏の訪れとともに次第に色を濃くし、黄緑~緑~黄~赤と多彩に移ろい、各々の季節、目を楽しませてくれますが、緑は生命力を感じさせてくれる色であり、自然の懐に抱かれたようで、清々しい気分にさせてくれます。