はじめ

イチョウのお話

中央区佃の狭い路地に鎮座する佃天台地蔵尊。18世紀前半に地蔵菩薩を厚く信仰された上野寛永寺の崇徳院宮法親王が自ら描いた地蔵尊像をたまわり造立された、あるいは19世紀後半に上野浄名院の妙運大和尚が拝写した地蔵尊像をたまわり造立されたといわれています。
佃天台地蔵尊には、その小さな御堂の屋根を貫く巨大なイチョウの樹があり、その存在感は圧倒的です。厳密な樹齢は不明ですが、樹齢300年とも400年ともいわれています。仮に樹齢400年だとすると、摂津国西成郡佃村(現・大阪市西淀川区)から江戸に移住した漁師達によって佃島が築造された1644年に植えられたということになるのでしょうか...。
イチョウは一般に数百年生きる長寿の樹木です。日本各地に樹齢1000年以上と推定される個体もあるので、佃天台地蔵尊の大イチョウはこれからも末永く中央区佃の移り変わりを見守り続けてくれそうです。

 イチョウのお話

佃大橋から眺めると、大イチョウの高さを確認することができます。

 イチョウのお話

Googleマップを見ると、大イチョウが御堂の屋根を突き抜けてから、枝を広く伸ばしていることがわかります。