令和八年 山王祭
江戸時代には山車や神輿の行列が江戸城内に入ることを許され、徳川将軍が上覧した「天下祭」の「山王祭」が今年も盛大に執り行われました。京都の祇園祭、大阪の天満祭とともに日本三大祭の1つに数えられています。
神様を迎える準備
1週間程前に町を歩くと山王祭の準備が進められていました。お神輿が鎮座しているところもあり、ところどころに祭提灯が掲げられています。
町を彩る神幸祭
神幸祭とは氏神様が氏子の暮しぶりを見分し、祓い清めながら巡られる信仰によるもので、300mもの行列が巡行するのは王朝絵巻の華麗さを見るようです。朝、永田町の日枝神社を出発、内堀通りを進み皇居外苑から、丸ノ内へ。鍜治橋通りから中央区を通ります。この日はすずらん通りからさくら通りに入るところで行列を迎えることができました。午後から急に雨が降り始めほどなくやみました。やはり神様に守られているのでしょう。
今年登場した海老の山車には恵比寿さまが乗っています。干支山車には馬が、象と御幣をかつぐ猿も。
クライマックスは下町連合渡御
梅雨の最中でしたが、天気が良く、京橋から日本橋までの中央通りは16基の神輿と人々で埋め尽くされました。太鼓の音と鳶頭の木遣り、神輿を担ぐ人々の声に一帯が包まれて、盛り上がりも最高潮、江戸にいる幸せを感じます。
日本橋の真ん中、日本道路元標の上で神輿を天に向って差します。神田明神の氏子、室町・本町の町会が高張提灯でお出迎えです。ここから来た道を戻り、最後に重要文化財建築の高島屋でいくつかの神輿が玄関に表敬訪問。手拍子で締めくくられました。
500年にも及ぶ天下祭りを見られたのは氏子衆の努力のたまものです。再来年もまた!
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