サム

2026 清らかな水生植物 蓮 "ミセス·スローカム"

 2026 清らかな水生植物 蓮

 ハス(蓮)は熱帯アジア原産のハス科の多年生の水生植物。    水底の泥中を這う地下茎の節から長い柄を伸ばし、径約30cmの楯型をした葉を水面に出し、夏の朝、水上に突き出る花柄の上に径10~25cmの一花を開きます。                   花被片は多数で、芳香があり、花色は紅、淡紅、白など、花托はハチの巣状をなし、その穴の中にできた果実は硬い暗黒色の種皮で種子を包み、種子の寿命は極めて長く、泥炭層にあって1000年以上発芽力を失わないと言われます。                 古くから神聖な存在とされ、仏教とも深い関わりを持ち、仏像を安置する台座、香炉、供物の砂糖菓子など多くのものに蓮の花のモチーフが見られます。                      築地本願寺の丸みを帯びた本堂の屋根には菩提樹の葉、その内側のレリーフは蓮の花をモチーフにしており、本堂に入る前のスペース「向拝」の扉上部のステンドグラスには、鮮やかな蓮の花や葉があしらわれています。                         正門を入った右手、手水鉢の背後に置かれた大きな瓶に植栽された、大輪の華やかな蓮「ミセス·スローカム」が水辺の夏景色を彩っています。