銀座「木村屋」は150周年。
あんパンでおなじみの「銀座木村屋」は今年、創業150周年を迎えました。いつに限らず多くのお客様で賑わっており、銀座を代表する老舗と言えるでしょう。
もともとは「木村家」という屋号で創業したそうですが、後に「木村屋」となりました。現在は、銀座のお店を経営する会社と、デパート販売を手掛ける会社とに分けて運営されているということです。
この店の上の会のフレンチレストランの壁には、創業間もなく山岡鉄舟翁に依頼して揮毫してもらったという「木村家」の大きな額が飾られています。これが本店の看板にも用いられています。何だか迫力のある文字だと思います。
この店の2階喫茶では、平日に限り、開店の10時から午前11時までの1時間だけ「モーニングサービス」を提供しています。ほかほかのパンと飲み物がついており、銀座の通りを眺めながら贅沢な都会の朝を楽しめる。お値打ちのセットとしておすすめです。
ぼくはたまに11時近くに入ってこの朝食セットをいただきます。早めのランチ代わりにもなりますので、とても得した気分になります。
皆さま、買い物だけではなく、店内でのひとときもどうぞ楽しんでみてください。