えだまめ

子連れで行く!「誠品生活日本橋」

子連れ特派員のえだまめです♪

 

9月27日にオープンしました「誠品生活日本橋」。

少々遅くなりましたが娘あずき(年少)と一緒に子連れ目線で楽しんだ

オープンから間もない週末の様子をお届けできればと思います。

「誠品生活」は台湾のおしゃれな書店・雑貨のお店!

実は。

えだまめ、開業のだいぶ前からとてもとても楽しみにしていたのです。

というのも。

昨年の秋に台湾旅行を楽しんできたときに

(その時に羽田でおだしを楽しんだわけでしたけれど)

現地にある誠品生活の店舗でお買い物をしておりまして。

素敵な雑貨売り場や本の売り場、

とりわけ児童書売り場の充実が印象に残っていたのです。

(当時3歳の娘あずき、当然中国語はわかりませんが、かなりの食いつきを示しておりました)

 

そして、帰国後しばらくしてから「誠品生活日本上陸!」のプレスリリースを目にして。

これが日本にやってきたら・・・!と思うとワクワクしか感じられない!!

と思っていたのでした。

そう。この「誠品生活日本橋」は中国語圏以外に進出した第一号店なのです。

台湾らしい素敵なもの。

誠品の選んだセンスの良いものがきっと集まってくるのだろう、と楽しみに待っておりました。

あずき、まずは絵本コーナーへ。

あずき、まずは絵本コーナーへ。 子連れで行く!「誠品生活日本橋」

さて、訪問した当日。

オープンからすぐの週末でしたので、かなりの人出でしたが、そんな中でも娘あずきは絵本コーナーへ。

母えだまめはついていくばかりです。

母が知らない、幼稚園で出会ったらしいお気に入りの絵本をここで見つけ

よんでよんでとせがまれて。

絵本コーナーの中にも座って本をじっくり読めるようなスペースが設けられていましたので

(しかも畳表が張られている椅子というのも落ち着ける工夫ですね)

・・・かれこれ1時間以上、何冊私は読み続けたでしょうか・・・。

 

でも、母から見て、この絵本のそろい方は素晴らしい!と思いました。

最近の絵本もありますが、私たち親世代が子どものころに読んでいた

「名作」と私が勝手に思っている絵本の数々がずらりと並んでいて。

きっと書店員さんが一冊一冊に「これを読んでもらいたい」という思いを込めて

選んでくださっているんだろうなぁ、というラインナップのように思えました。

それこそネット通販で家を出ることなく気軽に本を買えてしまうこの時代。

そして電子書籍で多くの本が読めるようになっている時代。

そんな時代だからこそ、「書店で手に取って初めて出会える名作」というものに

価値を感じたのでした。

あずきもこの場所がとても気に入ったようですよ。

台湾の絵本作家さんの作品も!

台湾の絵本作家さんの作品も! 子連れで行く!「誠品生活日本橋」

そして、ひそかに私が楽しみにしていたのは

「台湾の絵本作家さんの作品」なのです。

というのも、昨秋の台湾訪問時に訪れた誠品生活の児童書エリアには

かなりの数の「中国語訳をされた日本の絵本作家さんの作品」が置いてありまして。

それを踏まえると、「きっと台湾の絵本作家さんのものもここにはあるに違いない!」と思っていたのです。

 

・・・ありました!

「幾米(ジミー)」さんという、台湾では有名な絵本作家さんのご紹介と

ジミーさんの作品がちゃんとディスプレイされていました。

 

 子連れで行く!「誠品生活日本橋」

そして、今回えだまめが購入したのはジミーさんのこちらの本。

「おなじ月をみて」という作品です。

現在年少のあずきが読めるレベルの文章の量ではあるのですが

内容は大人の胸もきゅっと締め付けられるような

平和への願いがぎっしりと詰まったものです。

ぜひ手に取っていただきたいと思っております。

 子連れで行く!「誠品生活日本橋」

ついでに・・・こちらは完全に大人の趣味ですが。

12人の台湾の絵本作家さんが合作で絵を描かれた

「台湾風情地圖」というものです。

台湾中の朝ごはんを地図にしたら?

台湾中のフルーツを地図にしたら?

などなど、いろいろなテーマで台湾のことをご紹介していただいています。

そして作家さんたちのお気に入りの街をご紹介するというページも。

いわゆるメジャーな観光都市だけではない取り上げられ方が素敵です。

・・・どうしましょう。またすぐにでも台湾に行きたくなってしまいました。

こちらは日本語訳ではなく、中国語のままなのですが

もともと絵本であるので内容も分かりやすいですし、

何よりお互いに漢字文化圏同士、ですので。

中国語がわからなくても、なんとなく漢字から意味が推察できるのですよね。

・・・漢字って素晴らしい!!

「誠品生活」×「郭元益(グォユェンイー)」

「誠品生活」×「郭元益(グォユェンイー)」 子連れで行く!「誠品生活日本橋」

さて、大満足で本を購入して。

ついでに・・・やっぱりおやつも買って帰ろうかと思い

立ち寄ったのは、台湾の老舗お菓子屋さん「郭元益(グォユェンイー)」。

台湾土産の定番・パイナップルケーキでも有名なお店ですが。

こちらの台北の本店では確かパイナップルケーキ作り体験もさせてもらえるのですよね。

あずきがもう少しだけ大きくなったら一緒に作りに行きたいなぁ、なんて

台湾旅行の準備をしていた時に妄想を繰り広げていたのですけれど。

 

そうしたら。

お店の方から素敵なお誘いが。

「これからピーナッツで作る落雁作り体験のワークショップがあるのですが

よかったら参加されませんか?」

 

・・・子連れでできるのか一抹の不安はありましたが

母の興味の方があっさりと勝利したので行ってみることに。

 子連れで行く!「誠品生活日本橋」

会場はもちろん、誠品生活の中。

「eslite FORUM」という場所です。

台湾からいらっしゃった「郭元益(グォユェンイー)」の菓子職人さんの後ろには本棚がびっしり。

そんなワークショップ会場で作るのはピーナッツの粉とお砂糖で作る落雁です。

まずは先生のお手本。

ぎゅっぎゅっと型に粉を詰めて詰めて。

そーっと型を外して。

かわいいピーナッツ型の落雁のできあがり。

ほろっと口の中でほどける、上品な甘さでした。

 

そのあとは全員で実際に型に詰めて作る作業。

もちろん、あずきも体験。

(かなり先生に手伝っていただいたのはご愛敬。)

「わたし、ぴーなっつのおやつつくったの~!」と本人はとっても満足気でした。

 

誠品生活は「体験」を大事にされているそうで。

これからもキッチンスタジオで「郭元益(グォユェンイー)」のワークショップを実施する計画もあるとのこと。

ますますこの場所に通い詰めることになりそうな予感がします。

そして。

書店だけでなく誠品生活日本橋には台湾発のコスメのお店や

おいしい台湾料理のレストランなど、楽しみな場所が盛りだくさんです。

(個人的には「お茶で作った香水のお店」が気になって仕方ありませんでした)

これからもたくさんの出会いとワクワクがこの場所でありますように!

 

 

★誠品生活日本橋★

住所:中央区日本橋室町3-2-1 COREDO室町テラス 2階

電話:03-6225-2871

営業時間:10:00~21:00

(レストラン「富錦樹台菜香檳(フージンツリー)」のみ11:00~23:00)

www.eslitespectrum.jp/