~街角エクスプレス~
イタリア郷土菓子専門店「Litus」
新富町の裏路地に、2021年1月にオープンした
イタリア郷土菓子専門店「Litus」(リートゥス)が大変なブームを巻き起こしています。
『Hanako』『ELLE gourmet』など、
流行と美味しい物に敏感な女性誌がこぞって取り上げているうえ
地下鉄改札近くに置かれているパンフレット
「TOKYO METRO NEWS」2022 03号(前月)にも掲載。と、
トレンドの真っ只中で、連日、売り切れで早じまい状態です。
わたしも先月行ってみて、軽く立ち話をし、後日、改めて取材させていただくはずでしたが
従業員2人のところ、時間を作っていただくのが心苦しくて、陰ながら応援することに。
出店までにかけた時間は約10年。
最初の3年ほどは日本で働きながらイタリア語を学び、のち渡伊。
シチリア、ロンバルディア、トレンティーノなどのレストランで
7年半、パスティッチーラ(パティシエ)として勤務し実力をつけ、
帰国してからは、会社に属してお菓子の開発に携わったのち
満を持してオープンに漕ぎつけました。
他のブログでは取り上げられていないお話を少し。
オーナーパティシエの塩月沙織さんは地元が茅場町。
あざみ:「茅場町に出店する気はなかったのですか?」と伺うと
塩月さん:「なんか、違うな~。って(笑)ここ(新富町)は銀座エリアだし
そういう客層の方が来てくれそうかなと。」
あざみ:「日本でヒットしているマリトッツオは置かれてないようですが・・・?」
塩月さん:「わたしはイタリアでマリトッツオに出会ってないんですよ。
知ったお菓子ではないので、置いてないんです。」
一番人気は「カンノーリ」
わたしは未だありつけないでおります。
運よくGET出来た友達曰く
「美味しかった!!!(びっくりマーク3つ)
リコッタクリームの甘さがちょうどよく、満足できるサイズのボリューム。
近所だったら、高いけどまた買っちゃうな。」とのこと。
原材料のほとんどは、イタリアから取り寄せるこだわり。
素朴でありながら、愛情込めて丁寧に作られたお菓子は
塩月さんの、夢に向かって継続する力と情熱も加味されて、リピーターも多いのです。
現在、手伝ってくれる人を募集中ですが
何せ小さく廻しているお店ですので
お菓子作りに集中するための休業日を設けたり
売り切れ次第、早仕舞いする日もがありますので、ご注意ください。
中央区新富町2-9-6