オフィシャル
ART in MUSIC シティポップ・グラフィックス
at BAG-Brillia Art Gallery-
京橋３丁目のBAG-Brillia Art Gallery-で「ART in MUSIC シティポップ・グラフィックス」が開催されています。
1970年代から80年代にかけて日本の音楽シーンを彩ったシティポップ。
大滝詠一『A LONG VACATION』や山下達郎『FOR YOU』に代表されるように、シティポップの名盤にはその音楽を想起させるアートワークが非常に重要でした。
そこには、リゾート、摩天楼、ファッションといった当時のトレンドのイメージがヴィジュアル表現され、洗練された都会的なサウンドとリンクしています。
今回の企画では、誰もが知っている有名なアルバムから知られざる傑作まで、カラフルなジャケット・デザインを通して、めくるめくシティポップの魅力をご紹介されています。
＜+1ギャラリーの展示内容＞
｢CITY POP VINYL EXHIBITION」
シティポップを軸にしながらも、ジャンルや時系列にとらわれず「Ocean Breeze」「City Lights」「City Pop Color」といったテーマに合わせ、デザイン重視で約300枚のレコードジャケットをセレクト。
永井博、鈴木英人、わたせせいぞうをはじめ、シティポップの都会的でリゾート感のあるイメージを手掛けたアートクリエイターたちの作品集立ち読みコーナーも設置。
＜+2ギャラリーの展示内容＞
｢GICLEE ART COLLECTION」
シティポップの象徴的なイメージを創った永井博氏と
わたせせいぞう氏のジークレーアート作品を展示／販売
7月16日（土）～7月31日（日）
｢Penguin & Co.」
永井博 展 with 金安亮、遠藤舞、つのがい
8月2日（火）～8月14日（日）
｢Seabreeze Kiss」
わたせせいぞう 展
｢CITY POP ARTS, BOOKS & RECORDS SHOP」
シティポップを中心とした新譜および中古レコード、シティポップを彩るアートクリエイター作品集やディスクガイドなどの関連書籍を販売。
東京ダンボはその時代に高校・大学時代を過ごした、まさにど真ん中の世代で、人生で一番音楽を聴いていた時代でした。中でも大滝詠一『A LONG VACATION』は本当によく聴きました。そのジャケットを描いていたのが永井博氏です。
バブル前夜の時期、日本人の生活水準が向上し東京が国際都市として飛躍する姿が描かれ、将来に対して希望が持てる印象的な青色が特徴的な明るい絵です。
今回の企画は若い方達も多く訪れていました。8月14日までの開催ですので、とても暑い時期ですが是非足をお運びください。お見逃しなく！
