オフィシャル

（想いのままの花・2023.2.23撮影）

梅各種〜菜の花〜桜各種〜牡丹〜藤〜菖蒲〜・・・
と、浜離宮の花見は息つく暇もなく、移り変わっていきます。

でもその傍らには、人々からほとんど見向きもされなくなっても、日々の営みを健気に尽くしている自然や、時代の痕跡があります。

想いのまま

の様な華やかな花梅ではなくとも、しっかり実梅として結実しているのが、冒頭の写真です。(白加賀かな？)
浜離宮を左回りに見学される方は、将軍お上がりの場から大手門出口までの、梅林の直線コース脇に、ちょっと目を向けてみて下さい。

それから、
今年の１／２４「区のおしらせ1/21号」の記事でお伝えしました浜離宮の台場の石垣ですが、
なんと今だけ？浜離宮から見ることができます。

手前の方は少し崩れていますが・・・
侵入禁止ギリギリのところから撮っておりますが、草木を刈ってくれましたので、ハッキリと確認できます。
草木が成長しないうちにどうぞ。

もう一つオマケ
こちらは、潮位が低い時しか見られませんが。

手前は、台風で崩れた将軍お上がりの場
では少し奥に見える、もう一つの崩れた石の残骸は？

こちらは、将軍御付きの家臣達の上がりの場だった所という事です。（石垣上に跡はありません）
御付きとはいえ、将軍と同じ所からは上がることができなかったんですね！
江戸時代の身分制度が、垣間見られます。

浜離宮恩賜庭園

【住所】東京都中央区浜離宮庭園

【開園時間】午前9時～午後5時（入園は午後4時30分まで）

【休園日】年末・年始（12月29日～翌年1月1日まで）
　※イベント開催期間及びゴールデンウィークなどで休園日開園や時間延長が行われる場合もあります。