2025 燦燦と降り注ぐ太陽の下 明るく咲き誇る「ミニヒマワリ」
ヒマワリ(向日葵)は、北アメリカ原産のキク科ヒマワリ属の一年草で、ニチリンソウ(日輪草)、ヒグルマ(日車)とも呼ばれます。 英名はsunflower。和名「向日葵」の由来は、太陽の動きに花がついて回ると見られたことからとされますが、蕾の間は成長メカニズムが働き太陽の方向に花首を向け、夜の内に西から東に向きを変えるものの、その運動は花弁が黄色く色づく頃から鈍り、開花期後、多くは東を向いて動かなくなるのが実態のようです。 朝日を効率よく受け、訪花昆虫を呼込むのが理由と考えられます。茎は直立し、茎の先にキク科植物特有の頭状花序と呼ばれる多数の花(小花)が集まり全体が一つの花のような花序を横向きに付けます。外側の黄色系の舌状花と中心の花床部の黒、茶、黄色などの筒(管)状花の2種の小花の集合体です。 高性から矮性、大輪から小輪、一重咲きから八重咲きと品種も多種多様です。 観賞用のほか、食用炒り種、搾油、飼料に利用されています。 夏の季語で、鮮やかな黄色や堂々とした姿は、生命力や活力、太陽のエネルギーを象徴しています。 隅田川が中央大橋上流の佃2丁目付近で東に分流した隅田川派川(晴海運河)沿いに立地する石川島公園北端付近の桜並木沿いに並べられたプランターに植栽されたミニヒマワリが、燦燦と太陽が降り注ぐ下、明るく元気に咲き誇っています。
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