ポーラ ミュージアム アネックス(POLA MUSEUM ANNEX)(銀座)
<中村萌 「connect connect」展 開催中:8/19~9/28(入場無料)>
ポーラ銀座ビル3階にある「ポーラ ミュージアム アネックス(POLA MUSEUM ANNEX)」は、都心において、入場無料で気軽に美術に触れることが出来る美術館です。現在、中村萌 「connect connect」展が開催中です。
中村萌 「connect connect」展
以下、パンフレットからの抜粋です。
中村萌は 2012 年に女子美術大学大学院美術研究科美術専攻を修了後、国内外で個展を開催し、数多くのグループ展にも参加するなど、海外でも注目されている美術家です。
中村は主に楠の丸太を用いて、心にひそむ姿かたちや、遠い記憶のかけら、植物や自然などをモチーフにした作品を制作しています。繊細な表情と静かな佇まいが、作品に独自の生命観をもたらし、素材の温かみが見る人の記憶を呼び起こして、どこか懐かしい感情を誘います。
本展「connect connect」では、作品や心 、記憶と未来など、さまざまな繋がりをテーマに、新作を含む木彫と平面作品、合計約10点を展示します。コロナ禍を経て人々の繋がりが大きく変化し、コミュニティや人間関係の大切さが改めて見直されるなか、作品を通じて「自身の中の繋がり」を見つめ直すきっかけとなるような展覧会です。
パンフレットに記載されている通り、作品を見ていると、どこか懐かしい感情に包まれているような気がします。懐かしい記憶を呼び起こすことは、幸福感が向上する効果も期待できるようなので、猛暑の疲れた心身に、おススメの展示です。
「ポーラ ミュージアム アネックス(POLA MUSEUM ANNEX)」を紹介するために、このブログを作っておいたのですが、他のイベント紹介ブログとの兼ね合いで、掲載がこのタイミングになり、銀造さんのブログ(↓)と重複箇所がある点、読者の皆様には、ご容赦頂ければ幸いです。
https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=6283
<中村萌 ホームページ>
(画像は、「ポーラ ミュージアム アネックス」の了承を得て掲載しています)
ポーラ ミュージアム アネックス(POLA MUSEUM ANNEX)
「ポーラ美術館」(https://www.polamuseum.or.jp/)は、2002年に箱根の仙石原に開館した美術館で、約1万点が収蔵されています。訪れたことがある方もいらっしゃると思いますが、モネの「睡蓮の池」や、ルノワールの「レースの帽子の少女」など、有名な印象派の西洋絵画などが多数展示されています。
「ポーラ美術館」も素晴らしいのですが、ロンドンに住んでいた時に、大英博物館やナショナル・ギャラリーにいつも行っていた「浜ちゃん」としては、都心で身近に、しかも「無料」で美術に触れられる場所がないかな、と探しているときに見つけたのが、「ポーラ ミュージアム アネックス(POLA MUSEUM ANNEX)」でした。
「ポーラ ミュージアム アネックス(POLA MUSEUM ANNEX)」は、ポーラ銀座ビルのコンセプトである“3つの美”(美容・美術・美食)のうちの“美術”を担う施設で、2009年にオープンしました。“銀座という街でたくさんの人々に芸術を通して美意識・感性を磨いてほしい”という想いから、年間を通じて無料の企画展を実施しています。昨年10月には、ポーラ美術館が所蔵する20世紀を代表する画家の一人、「アンリ・マティス」の展覧会も開催されました。銀ブラの際に、おススメの美術館です。
受付の方にお伺いしたところ、1か月程度のサイクルで企画展を入れ替えしているとのことです。次回は、10月3日(金)から、写真家・鈴木のぞみ「Slow Glass — The Mirror, the Window, and the Door」展覧会が開催されます。以下(↓)は、ポーラ美術館のホームページに掲載されている、鈴木のぞみさんの、作家プロフィールと作品紹介です。
https://www.polamuseum.or.jp/sp/hiraku-project-16/
<ホームページ>
アクセス
1階のポーラギンザは、改装工事のため一時休業中ですが、3階の「ポーラ ミュージアム アネックス(POLA MUSEUM ANNEX)」はオープンしています。
オフィシャル