【新店情報】素材の新鮮さが際立つ隠れ家ランチ 「グランむすび」
でも、ランチにおむすびがない!?
2025年9月30日に、銀座2丁目、銀座ブロッサムの裏手に、新たなランチスポットが誕生しました。その名も「グランむすび」。オフィスビルで長年お弁当屋さんを営んでいた大嶋さん母娘が、火・水・木の週3日、新鮮な食材を使って身体にうれしいバランスのとれたランチを提供してくれます。 営業時間は、11時半から14時です。
この行列は?
お店のはす向かいには、インバウンドで大人気のコーヒー店があり、昼時には長い行列ができていて、初めて訪れる方は、たじろぐかもしれません。
でも、店の入り口はしっかりと列が整理されており、「グランむすび」への導線はスムーズです。行列を横目に進み、ランチメニューが掲げられた木製の看板を目印に店に入れば、おむすびを持ったおばあちゃんのイラストが暖かく出迎えてくれます。喧騒のすぐそばに、こんなにも落ち着いた場所があることに、きっと驚くはずです。
お店への導線
メニュー
「グランむすび」では、週替わりで3種類のランチを提供しています。どの料理もできるだけ、注文を受けてから調理し、作りたてを提供するようにしているそうです。
取材時のメニューは
Aセット:ハンバーグランチ(きのこソース) ¥1,000
Bセット:牛すき煮丼ランチ ¥900
Cセット:鮭ムニエルランチ ¥1,200
でした。
価格は税込み、すべてのメニューに、日替わりの三点盛アミューズ、サラダ、スープ(週によっては味噌汁)、ごはんが付きます。
ハンバーグランチ
私は、ハンバーグランチを注文しました。新鮮なサラダや丁寧に調理されたアミューズに舌鼓を打ち、濃厚なキノコソースがかかったハンバーグにご飯が一気に進みました。この日のアミューズは、キャベツの浅漬け、ジャガイモのミートソース乗せ、三つ葉のおひたしでした。どれも絶品です。
その際、鮭のムニエルランチを食べ終わったお客さんが、料理を絶賛していたので、これは改めて食さなければと、別日に改めて鮭のムニエルランチをいただきました。
鮭のムニエルランチ
鮭のムニエルランチは、ご覧の通り、メンチカツもついて、盛りだくさん、お盆からはみ出ています。この日の三種のアミューズは、ポテトサラダ、きくらげの甘酢和え、オクラの胡麻和えでした。サラダは新鮮、鮭のムニエルとメンチカツは熱々でした。付け合わせの沢庵とカイワレのピリ辛和えが絶妙なアシストをし、あっという間に完食しました。
ランチメニューにおむすびがない理由
ところで、店名やイラストから、「おむすびランチ」を想像する方も多いかもしれませんが、さにあらず、ランチメニューには見当たりません。
実は、ランチ営業以外の日には、完全予約制の外国人観光客向けの「おむすび教室」を開催しており、店名もイラストも外国人にわかりやくするために、「おむすび」を使っているとのことです(グランはGrandmotherから)。
具材の調理から握り方まで、日本の食文化を丁寧に伝えるこの教室に参加された方が、一人でも多く日本のコメ文化のファンになっていただくことを願ってやみません。
おむすび教室に関しては、info@gran-musubi.tokyoに問い合わせるか、「gran_musubi」でインスタグラムを検索すると、教室の様子や申し込み方法などが分かります。
お店情報
グランむすび
【営業日と営業時間】 火曜日・水曜日・木曜日 11:30~14:00 (臨時休業日あり・電話でご確認を)
【店舗住所】 中央区銀座2-15-10 リアル銀座フロント101
【電話番号】03-3546-8511
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