冬へ備える庭園の情景
紅葉の赤や黄色が、雪吊りの縄と織りなす風情ある景色が広がっています。
吉宗ゆかりのトウカエデは、潮入りの池の西側の小さな丘にそびえています。樹齢を重ねた巨木は、樹冠を鮮やかな橙黄色に染め上げ、圧倒的な存在感を放っています。
紅葉は、太陽の光が差し込む時間帯に、葉の裏側から光を透かしてご覧になるのがおすすめです。一層美しく輝いて見えます。
雪の重みで樹木の枝が折れるのを防ぐ伝統的な技法「雪吊り」の作業が、浜離宮でも始まりました。冬の訪れを感じさせる風物詩です。
<2025年11月30日撮影>
延遼館跡周辺のモミジが秋色に深く染まり、ちょうど見頃を迎えています。
ご来園の際は、暖かい服装でお越しください。
【都立9庭園】紅葉めぐりスタンプラリー(公益財団法人東京都公園協会公式ホームページ)
2025年10月10日(金)~12月9日(火)9時~17時(最終入園16時30分)
◆浜離宮恩賜庭園
東京都中央区浜離宮庭園1-1
お伝い橋及び藤棚修復工事のため、橋の一部が通行止めとなっています。
◆庭園 季節を愉しむ(2018年11月)
オフィシャル